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非常用発電機の燃料

前回に引き続き発電機の話ですが、今回は発電機の燃料について触れさせていただきます。

発電機の燃料として使用されるのはガソリン、軽油、LPガスが多いです。灯油や重油を使用する発電機もあります。

小型の発電機ではガソリンを燃料にしたものも多く見かけますが、ガソリンは燃料の中では発火点が低く、取扱いに特に注意が必要です。非常用発電機となりますと軽油かLPガスを燃料にしたものが多いように思います。
最近弊社で設置させていただきました非常用発電機も軽油のもの、LPガスのものとなります。

では軽油とLPガスでどのような違いがあるかを簡単に説明させていただきます。

軽油の発電機は小型のものから大型のものまで種類が豊富で、非常用発電機としてはスタンダードなモノになります。軽油ゆえに排ガス規制の届出を役所へ提出しないといけませんが、それ以外は特にLPガスを燃料にした発電機との大きな違いはありません。ただ、液体の燃料(ガソリン、軽油、灯油、重油)は長期保存しますと水分などが混ざり劣化してしまうという点が唯一のウイークポイントかなと思っております。石油メーカーに問い合わせますと”燃油は半年も保存すると劣化するので、燃油を在庫で持っている場合は半年に一度は入替をお薦めします”なんてコメントが出てきます。

例えば、軽油が燃料の非常用発電機のために軽油を500L備蓄していますと半年ごとに軽油500Lを入替変えなければならないということになります。軽油を燃料として使用するような設備をお持ちの工場などであれば、備蓄の軽油を半年後までに工場で使用し、備蓄用に新たに軽油を購入すればよいのですが、そのような設備がなければ備蓄で半年を経過した軽油を処分しなければいけなくなります。軽油を備蓄の為に購入した上に処分費も取られてしまうということになってしまいます。

軽油の非常用発電機を設置されている数社の担当者に以前話を聞いたことがありますが、「えっ!軽油って交換しないといけないの?」とか「設置して10年以上経つけど、軽油タンクの中身は設置時に入れたっきりだよ」なんて言葉が返ってきます。あまり認知されていないようですが、備蓄の軽油はメーカーのように半年とは言いませんが1年に1回は入れ替えることをお薦めします。

LPガスは法令で設備設置3年目以降部品の取替は出てきますが、軽油のように中身を入れ替える必要はありません。

そう考えると軽油よりもLPガスの発電機の方がいいじゃないかということになるのですが、LPガスの発電機はあまり大型のものがありません。発電量で申しますと軽油の発電機は800KVA以上のものもありますが、LPガスの発電機は国産メーカーの発電機では100KVAぐらいまで、輸入品でも私の認識では250KVAぐらいまでしかありません。

また、価格も大型のものになると軽油の同じ発電量のモノに比べると割高になります。

以上のことも考慮に入れて、軽油かLPガス、どちらの燃料で動く発電機にしようかと検討する必要があるかと思います。

次回は発電機導入の補助金について紹介させていただきます。

 

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