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エンジンオイルの種類について

エンジンオイルの種類

自動車のエンジンオイルは大別すると

4ストロークエンジン用の「ガソリンエンジンオイル」と「ディーゼルエンジンオイル」の2つです。

また、オートバイなどの2ストロークエンジンには「2ストロークエンジンオイル」を使用します。

 

ガソリンエンジンオイルとディーゼルエンジンオイルの基本性能は殆ど同じと言っていいでしょう。

違う点は、ディーゼルエンジンオイルには、酸を中和させるためのアルカリ成分が添加剤として多く入っているところです。

ディーゼルエンジンは、燃料に軽油を使用しており、軽油の中には硫黄が含まれていて、これが燃焼すると硫黄酸化物になります。

この酸がエンジン内部を腐食させる原因となる為、中和させる必要があるのです。

従って「ディーゼルエンジンオイル」をガソリン車に使用しても問題はありませんが

「ガソリンエンジンオイル」をディーゼル車に使用することは、上記の添加剤のことからお勧めできません。

ガソリン車・ディーゼル車のどちらにも使用できる「ユニバーサルオイル」(兼用油)がお勧めです。

製法による分類

エンジンオイルは「オイルを作る製法」によって「化学合成油」、「部分合成油」、「鉱物油」の3種類に分類されています。

これらのことをベースオイルといい、通常このベースオイルに添加剤をプラスしたものをエンジンオイルと言います。

「ベースオイル」+「添加剤」=「エンジンオイル」となります。

ベースオイルの種類

ベースオイルの種類は ①化学合成油 ②部分合成油 ③鉱物油の3種類です。

粘度を変えても変えなくても保護性能を上げたい場合は化学合成油をオススメします。

1.化学合成油

潤滑に最適とされるオイルを分子化した後、化学的に合成したベースオイルです。

高性能なベースオイルとして知られ、エンジン洗浄と車の環境を考えた添加剤が合成されています。

一方で価格は高いため、しっかりと車の環境を整えたい人向きのベースオイルといえるでしょう。

2.部分合成油

鉱物油に水素化精製油または化学合成油を20~30%混ぜ合わせたベースオイルです。

基本的な性能は備え持っており、値段もそこまで高価ではありませんが、化学合成油に比べると耐熱性の面で劣ってしまうのが特徴です。

3.鉱物油

他のオイルに比べて価格の安い、原油から不純物を取り除くことで精製されたベースオイルです。

ただ、値段が安い分劣化は早く、酸化もしやすいため、高品質なものを求める場合にはおすすめできません。

品質よりも価格を重視したい場合にうってつけのオイルといえます。

エンジンオイルについて正しい知識を持ち、活用することで安全で快適に二輪車や自動車に乗ることが出来ます!

わからない点や相談したいこと等がありましたらお気軽にお問い合わせください。

いちまるホーミング焼津給油所

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