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排水管の流れが悪くなったので、配管の補修をしました!
排水管の詰まりが起きた現場
お客様より排水が溢れてきそうな状況ということで現場を見させていただきました。
排水管のつまりの原因は?
まず原因を特定するためにカメラを使います。
排水管の調査のため、専用のカメラで記録を取りました。
すると・・・
この排水管は土管はであったため、土管が割れ配管のガラや石が詰まって、排水管を塞いでいました。
排水管の補修での提案
排水管の取替えが必要となりました。
ここで問題なのが、配管が建物内を横断し、やり直す場合に部屋内の荷物の移動と撤去の際のコンクリートの粉塵でかなり汚れる可能性、
また床の解体に伴う仕上の部屋全体の復旧が予測できました。
詰まりの改善のための工事の方に大きな負担がかかるとなるとお客様にもご負担が大きいと考え
なるべくご負担を減らすために配管ルートそのものの変更をし建物内の斫りを少なくする方向で工事をすることにしました。
工事内容
一部建物内の斫りがありましたが、当初と比べ、一区画のみの養生で対応することができました。
これは、新しく入れる「グリストラップ」です。
グリストラップとは?
おもに飲食店の厨房にあります。
そのほかにも、食品工場や、ホテルの厨房、学校の食堂など、調理をおこなう場所に設置されています。
厨房内に設置されていることもあれば、屋外に設置されていることもあります。
ほとんどのグリストラップは、床下に埋め込まれてフタをしてあります。
飲食店の厨房では、料理をしたり、食器を洗ったりします。
そのときに、どうしても油汚れが混ざった水を流してしまいます。
それをそのまま流すと、排水の通り道(下水管)を汚してしまったり、川や海の水を汚してしまったりするので、
グリストラップがあることで、油汚れをそこに閉じ込めて、流さないようにすることができます。
油汚れだけでなく、食べカスや生ゴミなんかもせき止めてくれます。
あと、定期的な清掃が必要です。
工事が完了しました。
塩ビ配管で、新しく配管し直し、これで詰まりが改善されました。
建物内の解体と仕上げの復旧工事が削れた分、工期を縮めることもでき、お客様へのご負担も軽減できました。
最近は土管等はほとんど見かけないため、こういった事態はあまり起きないかもしれませんが、
昔からの建物でしたら起こりえるかもしれませんね。
このブログの施工事例は、こちらをご覧ください。
まとめ
弊社では建物を造るだけではなく、使用中のメンテナンスやお客様の施設活用の
お手伝いもさせていただいております。このような施設の困りごとなどの相談が
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