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焼津の冷凍庫ではおなじみの超低温用耐寒長靴に長靴乾燥機はいかがでしょうか

超低温用耐寒長靴ってご存知でしょうか?

冷蔵庫業や漁業に関係のある方は一度はご覧になったことがあるかと思われるオレンジ色の長靴です。もしかするとメーカーによって色は様々あるのかもしれませんが、私の知っているのはオレンジ色の長靴です。

 

この長靴の内側はキルティングになっており

 

底はフェルトの中敷きが入っています。

焼津市内の冷凍庫会社様を訪問するとこの長靴を履いて作業されている方々をお見掛けします。

-60℃などの冷凍庫内に入っていると、この長靴は他の長靴に比べて長靴の中はかなり暖かいそうです。ただ保温がしっかりしている分、何らかの拍子で長靴の中に水が入ったり、汗で長靴の中が湿ったりするとなかなか乾かないそうです。中が湿った状態が続きますと臭い原因になりますし、足に水虫が!ってことにもなりかねません。

先日、冷凍庫業のお客様より、この長靴の内側を乾かすのにいい方法はないかとの話をいただきました。ネットで検索していますと、長野県のメーカーさんで長靴の乾燥機を製造している会社を見つけ、上記の長靴の内側を乾かすことができるかを問い合わせてみました。するとメーカーさんより乾燥機で乾かす長靴の想定は食品工場等で使用されるような

 

長靴であり、超低温用耐寒長靴は想定していないとのこと。耐寒長靴が長靴乾燥機にセッティングすることができるか確認するので詳細寸法を教えてほしいと言われ、サイズを測り伝えました。

 

その結果、問い合わせたメーカーさんの長靴乾燥機にこの長靴をセッティングすることができるとわかりました。お客様にその旨を伝えると、設置してほしいとの話をいただきました。

長靴乾燥機は200V電源が必要だったので、乾燥機の設置予定場所に200Vの配線工事を行いました。200Vの電源は設置場所から遠く離れた配電盤から配線をしないといけませんでした。配電盤のある機械室の壁を通して配線は天井近くにあるラックを使用して配線しました。

 

その後、長靴乾燥機を設置しました。

 

乾燥機にはタイマー機能があり、予約で動かすことも可能です。

この乾燥機の導入で耐寒長靴の内側が常に乾燥し、清潔で、寒い冷凍庫内の作業が少しでも快適になれば設置した甲斐もあるのですが。お客様から感想がいただけることを今は楽しみにしております。

このような業界独自のお悩みにも一緒になって取り組ませていただきます。なにかお困りのことがございましたら、お気軽にいちまるホーミングまでお問い合わせください。

 

上田

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