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給気口の大切さご存じですか⁉
昨今、新型コロナウィルスの感染予防対策として室内換気の重要性が高まっています。
住宅は勿論、事務所・工場・店舗など様々な室内で換気が必要です。
そんな換気に対して改修した事例をご紹介致します。
換気の種類
換気の種類は大きく分けて3種類の方式があります。
・第一種換気・・・換気・給気共機械で行う。
・第二種換気・・・給気は機械、排気は自然換気を利用。
・第三種換気・・・給気は自然、排気は機械で行う。
一般的に多く用いられているのが、第三種換気です。
そこで今回、排気ではなく給気口について考えてみました。
給気口の提案
お客様:『換気扇を回しても余り吸ってくれなくて・・・何が原因ですかね?良い方法はありませんか?』
営 業:『給気口が足りないかもしれません。窓を開けてみてはいかがでしょうか?』
お客様:『網戸は付いているのですが、虫が入って来るのは困る。それから雨降りに窓は開けれないです。』
と、ご依頼が有り給気口の提案をさせて頂きました。
設置工事
給気口取付け前
(内部) (外部)
給気口材料
・内部給気ガラリ
・壁内通気管(塩ビパイプ)
・外部給気ステンレスガラリ
今回は150φの給気口を10ヶ所取付けました。
取付け状況
壁の下地の位置を確認して取付けの位置出しをします。
壁材のホコリが飛散しない様、掃除機を使って穴開けをします。
取付け完了
(内部) (外部)
取付け完了です。外部のガラリ回りはコーキング処理で防水もバッチリです。
給気口の機能
1.内部給気ガラリは3段階に給気量が変えられます。
閉 少開 中開 全開
2.内部給気口には樹脂フィルターが付いている為、ホコリや虫の進入を防ぎます。
3.カバーを外せばフィルターの掃除が簡単に出来ます。
まとめ
今回の工事は、第三種換気方式で150φの給気ガラリを10ヶ所取付けました。
部屋の大きさや内部容積、排気用換気扇能力により給気口の大きさや数また、取付け位置の検討が
必要になります。排気と給気のバランスが重要です。
換気について疑問や質問がございましたら是非一度ご相談ください。
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