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住宅用火災報知器について

今回は住宅用火災報知器のお話です。

皆様ご存じとは思いますが、平成16年の消防法の改正で、住宅用火災報知器の設置が義務化されました。
ですので、平成18年以降に建てられた新築住宅の場合では、設置が義務付けられているため建物が完成したときには、すでに火災報知器が設置されています。

なぜ火災報知器の設置が義務付けられたかというと、住宅火災が発生した際、亡くなられる方の約7割が「逃げ遅れ」によって命を落としているからです。
住宅火災から命を守るためには、早期発見が必要不可欠となります。
しかし、それ以前の住宅では設置されていないので取付ける場所に悩んでしまいますよね。
では、火災報知器をどこにつければいいのか?また、その取付方法についてお話しします。

火災報知器を設置しなければならない場所

・寝室に使用する部屋(普段就寝している部屋、主寝室や子供室)

・寝室のある階の階段(平屋建ての場合は不要)

・台所などの火気使用室

以上の3種類の場所に設置しなければなりません。

 

取付ける位置

・天井に取付ける場合…壁から60cm以上離れた場所に取付ける

(換気扇やエアコンの吹出口付近の場合は1.5m以上離す)

・壁に取付ける場合…天井から15cm以上50cm以内の場所に取付ける

・台所に取付ける場合…調理の際に、煙や水蒸気などが直接かからない場所に取付ける

一般的には付属のネジ2本程度で簡単に取付ける事が出来ます。以上の点に注意して、最適な設置場所に取付けましょう。

 

 

設置した火災報知器を点検をしていますか?

火災報知器がいざという時に作動しないと大変なので日常的に点検し正常に作動するか確認してみてください。
電池式の火災報知器の場合、設置から10年を目安で本体の交換をすすめています。設置年月日を確認し、10年経過している方は交換が必要かもしれませんので、確認してみてください。

住宅用火災報知器の設置に関しては、自己責任として考えられているため、罰則の規定はありませんが、まだ火災報知器がついていないご家庭の方はこの機会に設置してみてはいかがでしょうか?
「電池式」や「電源(AC100V)式」をはじめ、火災の際に個別で作動するものや家中の警報器が連動して作動するものなど、色んなタイプのものがあります。どのような物を買えばいいのかわからない、どこに設置すればいいかわからない方は、お気軽にご相談ください。

いちまるホーミング エネルギー部

住所:焼津市八楠3-12-9

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