リフォーム リフォームブログ
家事導線・生活導線を重視した間取りのリフォーム
広々した空間が生活動線・家事導線を確保します
今回のリフォームのポイントは『生活導線・家事導線』です。
リフォーム前のお住いは、部屋が一つ一つ区切られた間取りだった為スムースな導線を確保出来なかった事がリフォームする大きな要因でした。
家族それぞれの導線を確保したい
- 水回り中心の家事導線
- 効率の良い収納による生活導線
- みんなが集まりやすい導線
ご夫婦のご要望に対しじっくり時間を掛けて聞き取りしながら設計を重ねていきました。
また住みながらのリフォームでしたので、お話する機会も多くあり細かな内容を確認しながら進行できたのも良かった点だと思います。
①水回り中心の家事導線
水回り設備の老朽化に伴いキッチン・トイレ・浴槽関係の設備を入れ替えました。
会話しやすい対面式キッチンに、玄関横にあったトイレを一番奥にある浴室の隣に移動し水回りを集約化。
この集約化で大幅に導線を改善する事が出来ました。奥様の家事導線…玄関以上に使用頻度が高い勝手口からキッチン・リビングに出来る限り短い導線になるように設計しました。
ご家族の生活導線もキッチン・食卓・リビングの一体感で効率良く便利に動け、更に北側の部屋では静かに小休止出来る部屋を確保する等々、色々な事が一気に改善していきました。
またご高齢のお父様に対して、極力段差をなくし安全で動きやすい間取りにしました。
②効率の良い収納による生活導線
元々キッチンがあった場所に3.8畳の部屋を作り、お仏壇や収納箇所を確保。
北側で暗いスペースでしたが窓の形・位置にこだわり明るさが確保できた事で、チョッとした小休止の場になりました。
左:『畳が丘』が小休止の場に
右:お仏壇を納めました
『畳が丘』…座ったり寝転んだりできるくつろぎの畳スペース。畳の下はすべて収納スペースになっているパナソニック製品です。
設置するお部屋のスペースに応じてユニットを自由に組み合わせられ、床から38㎝高ですので、立ち座りや車いすからの移乗もしやすく高齢者にも配慮された設備です。
又、急だった階段の勾配を緩やかにし、昇り降りを楽にしました。
その階段下も無駄なく利用して南北両側に収納場所を確保しました。
片方には洗濯機や手洗い場を確保、反対のリビング側には収納庫と飾り棚を4段設けました。
4段目の小さな扉は、モデムが入っていて目隠しになっています。
③みんなが集まりやすい導線
リビングを中心にみんなが回遊できるように間仕切りをなくし広々した開放感ある1階になりました。
(キッチンからダイニング・リビングが見通せます)
(明るくなったキッチン)
また以前の階段は両側が壁だった事で暗い空間でしたが、北側の壁を格子の手摺りに変更、更に階段途中の南側の壁に採光用の窓を設けました。
元々2階の日当たりの良い南の窓から採光できると考え、2階の物入れスペースだった一部の壁を切り抜き、アクリル板をはめ込みました。
圧倒的な明るさが確保でき大変満足していただけました。
左:階段手摺りを格子に
右:階段途中の採光用窓から光が差し込む
より詳しい内容は施工例をご覧ください。
https://ichimaruhoming.jp/reform/eglist/24289
施主様から嬉しいお言葉を頂きました
以前細かな修繕でも気持ち良く対応して頂いた事があり、今回いちまるホーミングさんにお願いしました。
設計者が女性だった事もありキッチンの使いやすさ・お掃除のしやすい造り・キッチンカウンターの高さ調整・棚や窓の高さや位置調整等々かなり細かく相談にのって頂きました。
また色や形に迷いが出るたびに相談し、何度も色々な提案や見本を見せてもらったお陰で決定していく事が出来ました。
嫌な顔一つせず何回も細かい打合せをしてくれた事が思い通り以上に最高のリフォームが出来たと感謝しています。
主婦目線で生活動線・家事導線を考え抜いたリフォームプランをご提案します。
どうぞお気軽にご相談ください。