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ペットと快適に生活するためのリフォーム(前編)【50代からのリフォーム】

ペットと快適に生活するためのリフォーム(前編)【50代からのリフォーム】

シニア世代にとって老後の生活を、如何に身体的にも精神的にも元気に過ごしていけるかが大きな関心事になっています。そんな中でペットとの暮らしが、高齢者にとって多くのメリットを与えてくれることが分かってきています。

新聞などにも「セラピー犬で笑顔になる介護施設の高齢者さん」などのような記事をよく目にしますよね。

ペットとの暮らしは、高齢者にも様々な健康効果をもたらしてくれます。

 

  • 人がペットと見つめ合うとき「幸せホルモン」と呼ばれるモノが脳から分泌されます。

心を癒したり、身体の痛みを和らげる効果があるものです。

 

  • 孤独や不安感から解放されます。ペットの名前を呼んだり話しかけたりする機会を与えてくれます。

ペットは決して言葉は話せませんが、飼い主の問いかけに仕草や態度で必ず答えてくれます。

 

  • ペットの餌やりや水の取り替え、トイレ掃除などの世話をするうちに、自然と規則正しい生活がおくれるようになります。

愛犬であれば毎日の散歩が必要ですし、愛猫であれば毎日一緒に遊んだりすれば身体を動かすことになり、ご自身の運動不足の解消につながります。

 

このようにペットはコミュニケーション不足になりがちな高齢者の五感を刺激してくれ、癒しの存在であると同時に脳の活性化にも効果的な働きをしてくれます。

 

今や大切な家族の一員であるペットといつまでも仲良く過ごしていくためにも、人とペット両方がストレスなく過ごせる家づくりが大切になります。

ペットにとってストレスなく過ごせる優しい家は、人にとっても過ごしやすく優しい家になります。

人もペットも快適に過ごすために、一緒に安心して暮らせる住空間のリフォームをいろいろな角度から検証してみましょう。

50代からのペットとの生活で考えるべきこと

ペットの世話が大変になる

ペットを飼うことで、健康寿命の延長や認知症の予防につながることも期待できますが、当然飼い主本人は健康体で居続けなければなりません。

犬であれば散歩に行ったり、猫などの身の回りの世話を規則的に行う必要があります。

年々ご自身の体力の低下等々で世話をするのが大変になることも頭に入れておく必要があります。預かった命は飼い主が責任を持って最後まで面倒を見なくてはなりません。

一般的に飼い猫や飼い犬の寿命は10年~15年と言われています。万が一面倒が見れなくなった時には知り合いに頼むのか、施設にお願いするのかなども事前に考えておくことが大切になります。

 

ペットも老います

人が老いるようにペットたちも年々老いていきます。いままで当たり前にできていたことができなくなる想定もしておく必要があります。

人も犬・猫などのペットも寿命が延びている現代では、室内で暮らすことが増える中で、段差が苦手になったり、温度差への対応力が弱くなったりと、老化による足腰や体力の衰えは避けられません。

人もペットも快適に過ごすためにも、一緒に安心して暮らせる住まいのリフォームを考える必要があります。

 

50代がペットと快適に暮らせるリフォーム

50代以降は体力の衰えが始まります。ペットと快適に暮らす為に、安全で飼い主とペットの生活を考えたリフォームが必要になります。

前編は『床の滑り止め』『汚れ、臭い対策』についてです。

 

床の滑り止め

滑りやすい床を放置するのは危険

ペットも家族の一員で必然的に室内飼いが多くを占めています。その分室内での事故が増えているのも事実です。

特に床で滑ってしまうことで、腰を痛めたり、足の関節を痛めたり、脱臼・骨折してしまったりと、ペットにとっては負担が大きく事故に直結してしまいます。特に歳をとったペットの肉球は、角質化しやすく滑りやすくなりますので特に注意してあげてください。

また高齢者の転倒事故の半数以上が住宅内で発生しています。床の滑り止め対策はペットばかりでなく、飼い主の転倒事故を防止することにも大いに役立ちます。

 

ペットにやさしい床材のおすすめ商品
パナソニック 『わんにゃんSmile』シリーズ

ペット向けの独自の建材商品で、滑りに配慮した床材で素早い動きをするペットでも安心して動き回ることができます。

さらに汚れにも強い塗装が施され、抗菌・抗ウィルス加工です。また床暖房にも対応している床材ですので冬でも安心して使用できます。

 

大建工業 『ワンラブフロア』

特に小型犬の歩きやすさに配慮し足腰のことを考えた床材で、一般的なフローリングと比べても圧倒的に滑りにくさに違いがあります。

猫の吐き戻しやペットの引っかき傷やよだれ、粗相にも配慮されていてお手入が簡単です。

もちろん床暖房にも対応しています。

 

リクシル 『ラシッサ dフロア・sフロア』シリーズ

気持ちのいい足ざわり、素足で暮らしたくなる床材です。豊富なバリエーションで樹種ごとに異なる質感を楽しめるのが嬉しいですね。

もちろん機能性も抜群でペットが汚してもお手入れが簡単で、傷がつきにくく変色しにくい素材です。

細菌に対しても高い抗菌性能を発揮してくれます。

 

汚れ、臭い対策

汚れ、臭い対策の効果が長続きするリフォーム

ペットと長く暮らす中で困りごとの代表格として、汚れと臭いの問題です。

特にペットがシニア期を迎えたお宅では、トイレ事情中心にいろいろと大変になってきます。

消臭クリーニングなどの方法もありますが、効果としては一過性で時間の経過とともに臭いなどは蓄積されてきます。

 

壁はペットが触れる回数が多く汚れやすいですよね。また引っ掻き傷なので激しく傷んでしまうこともあります。

汚れ対策としては巾木の幅を広げたり、腰くらいの高さまでパネルなどを設置したり、耐久性を強化した壁紙に張り替えるなどの方法があります。

 

臭いに関してもシッカリとした対策が必要です。

常に一緒にいる飼い主はそのニオイに慣れて気が付きにくくなりますが、来客者などに不快な思いをさせてしまうこともあるかもしれません。

 

臭い対策としては壁などに珪藻土や漆喰を採用することもおススメです。

吸湿性・消臭性・抗菌性などに優れ、断熱性もあるので人にもペットにも優しい対策になります。

 

臭い対策のおすすめ商品
リクシル 内装壁機能タイル『エコカラットプラス』

湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥しているときには湿気を放出するなど、優れた調湿性能をもった内装壁パネルです。

気になる臭いの成分を吸着し、短時間で脱臭します。また空気中に漂う有害物質も吸着し低減することで、影響の受けやすい小さなお子さまやお年寄りの身体を守ります。

さらに調湿建材では難しいとされていた水拭きが可能となり、お掃除も簡単にサッとできるようになりました。

 

ペットリフォームの業者選び

ペットリフォームの経験が豊富

一口でペットリフォームと言っても、ペットの種類や個体差・年齢等々で選択するモノが変わってきます。

非常に活発な動きをするペットであったり、シニア期に入って動きが鈍くなってきたペットでは選ぶ素材やリフォームする場所まで変わってきます。

但し不変の内容はペットの安全性です。どのようなペットであっても安全で安心できることが大事で、飼い主も含めて気持ち良く共存できることが大切です。

ただモノを入れ替えるリフォームでは、住みやすさは継続しません。

ペットリフォームの経験が豊富で多くの幅広い知識を持っている業者を選ぶことが大事です。

 

いちまるホーミングはペットリフォーム、高齢者リフォームを共に数多く手掛けております。

飼い主とペットが快適に過ごせるリフォームをご提案します。

無料相談会も随時開催しておりますので、お気軽にお声掛けください。

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