株式会社いちまるホーミング

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日々の生活の中に快適さと安全を(手摺り編)

ここ最近の長引くコロナ禍の影響で巣籠もりの時間が増えてきている人は多いのではないのでしょうか?

そんな中、外出自粛やテレワークで自宅での生活がメインになってくると普段のちょっとしたことが気になったり、凄く不便に思ったりすることが多々発生してくると思います。

今回は住宅改修の中でも比較的に軽作業で出来る手摺り取付事例をご紹介致します。

手摺(てすり)の取付

お風呂での手摺の取り付け

1.取付場所の確認

まずお客様のご自宅へ訪問しどの場所へどのように手摺りを付けたいのかをお伺いします。

2.現地調査

続いてその場所の下地はどうなっているのかを現場調査致します。
今回の現場は床・壁が全面タイル張りとなっていました。
いわゆる“在来工法浴室”です。
そうすると考えられる壁構造の納まりとして腰壁は高基礎でブロック積み、その上はアラシ下地壁が考えられます。

▼イメージ構造

3.お客様のご要望

浴槽を跨ぐ時に手を添える手摺りと、洗い場で立ち上がる時や脱衣場へ移動する際の支えが欲しいとの事でした。

 

4.ご提案A

すぐに思いついた案としては上部図面の赤い部分へ既製品の手摺り取付でした。
が、、、

調査を進めると手摺を取付したい壁は内壁間仕切りで、裏の部屋へ回って内壁下地を確認したところブロックを積んである形跡がありませんでした。
となると、、、
“アラシ”という壁工法で、【木板→ラス網→モルタル塗り→タイル張り】の可能性が高く、壁に手摺りを直接取付けただけでは強度がもたないという結論に。

▼アラシ壁イメージ

5.ご提案B

となると、
内壁間仕切り壁の裏側を解体して、つけたい手摺りの位置へ補強を入れるやり方が考えられます。
そうなるとかなり大掛かりな工事となってしまい、工事費用も上がり浴室以外の部屋にも手を加えないといけなくなります。
工事期間中お客様の生活にも支障が出て、かなりの負担をかけてしまいます。

6.ご提案C

どうにか別の方法でお客様のご要望にお応え出来ないかと考えた結果、【床から立ち上げる手摺り】となりました。

完成写真を見るとどこかの施設の浴室のような仕上がりに。
お客様にも大変ご満足して頂きました。

他の場所への手摺の取付

家の中には手摺りを必要とする場所が多々あります。

住宅の階段

下記は階段室へ手摺りを取付けた事例です。

《施工前》

《施工後》

会社の階段

個人住宅だけでなく会社の建物へも対応致します。

《施工前》

《施工後》

 

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スタッフがあなたのお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。

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