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雨漏りの原因を突き止めて対応
雨漏り修理
今年は梅雨が終わったはずなのに雨が降り続き、異常気象なのかなと感じる今日この頃です。
雨が降り続けたり、大雨が降ると、きまって雨漏り修理のご依頼があります。
雨漏りは複数の原因があることもあり、修理するのもなかなか苦労します。
雨漏り箇所の調査
今年の春ごろにご依頼頂いたお客様の工場は2ヶ所から雨漏りしている状態でした。
雨水の侵入口は一つはコーキングが切れか箇所、もう一つは屋根材のビスの打ち込み部分からの漏水でした。
どちらとも経年劣化によるものですが、こういうふうに複数の原因がある場合は侵入箇所の特定に苦労することが多いです。
目視でわからないときは、サーモカメラを使用し、雨水の侵入箇所を探したりします。
目視でのコーキングのチェック
屋根の上などに登り、雨漏りしていそうな箇所を目視で探します。
ビス打ち込み部分のチェック
水をかけてのチェック
雨水が侵入していそうな箇所にホースなどで水をかけて、その有無を確認します。
サーモカメラでチェック
目で見てもわかりにくい雨水の侵入箇所も、サーモカメラで撮影すると
このように写ります。
サーモカメラの写真で黒から紫色に見えるところが雨水の侵入箇所です。
水が浸みていると周りより温度が低くなるので、このように、はっきりわかります。
今回の雨漏り対応
今回は比較的早く雨水の侵入箇所が特定できたのと、その箇所が屋外であったので、
コーキングの打ち直しという形で対応させていただきました。
しかし、この物件は建物自体が年数も経っており、また別の同じようなところから漏れてくる可能性が大いに考えられます。
コーキングとは
コーキングとは壁同士や壁と笠木などの建材の間のすき間を埋めるために、
充填剤を入れることです。
主な目的としては、すき間からの水の侵入を防ぎ、建物の劣化を助けます。
コーキングの充填剤には様々な種類がありますが、どれも寿命があり、
通常5~10年でメンテナンスが必要です。
原因による対策の違い対応
今回は雨水の侵入箇所がすぐわかり対処出来ましたが、上手く特定できない場合もあります。
そうなると屋根の重ね葺きなど対応が変わってきます。
お金はかかりますが、思い切ってやることで結果的に安くつくこともあります。
どうしても原因がわからない場合、雨水がしたたり落ちてくる箇所に受け皿を設置し、
そこから配管をつけ、物理的に水を排除するような場合もあります。
「雨漏り対応は」
雨漏りの修理は場合によっては何度もトライが必要なこともあります。
我々はお客様のご期待に応えられるように今までも根気良く取り組み、修理してきました。
もし雨漏りでお困りでしたら電話では054-671-1010、メールでのお問い合わせはこちらをクリックしてください。