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床リフォームする時に考えたいおすすめ機能
床リフォームする時に考えたいおすすめ機能
- 床の傷が目立つ
- あちこちで床材が剥がれている
- 歩くときにギシギシと音が鳴る箇所が多い
- 日焼けで色あせている箇所が多い
こんな状況が見られると、「そろそろ床の張替え時期だなあ」と思うものです。
せっかく床の張替えをするのなら、「床のバリアフリー化」「床暖房」といったことについても一緒に検討してみたらいかがでしょうか?
これからの生活がより一層快適で、また安全な暮らしやすい家になるよう、今回は、床のリフォーム時に一緒にお勧めしたい機能についてご紹介したいと思います。
床のバリアフリー化
今は感じることが無くても、歳を取るにつれ少しの段差で躓いたり、何気ない動作でバランスを崩したりしやすくなります。
高齢者の転倒事故の多くは、住み慣れた自宅で発生していると言われています。若い時なら軽いけがで済む程度の転倒でも、高齢者の場合は大事故になる可能性があります。
これからも長く我が家で安心して快適に暮らすために、リフォームの際に少しでも「バリアフリー化」を行っておくのも大切なことです。
今回床のリフォームの際に一緒にお勧めしたいのは「段差の解消」と「滑らない床材」です。
段差の解消
私たちは生活の中で、部屋から廊下、部屋から部屋を何度も行き来しています。
その境にわずかでも段差があると、引っかかってしまう危険があります。
特に1~2cmの段差は躓きや転倒の原因になりやすいと言われているので、床のリフォームの際に解消しておくといいでしょう。
滑らない床材
状況に合わせた床材を選ぶことができるリフォーム時こそ、足を滑らせにくい素材を取り入れるのにもっとも適しています。
万が一転倒してもクッション性がある、ケガをしにくい特徴を持つ素材も豊富です。
「タイルカーペット」は他の床材と比べて滑りにくく、万が一転倒した場合の衝撃を減らすことができる素材です。
「カーペット」も躓き、転倒防止に適した素材。
起毛による凹凸があり、足のグリップ力が高くなります。
水に濡れ時にも水分を吸収するため滑ることが少ないです。
東リ:ケアセーフNW
サンゲツ:メディウォーク
この二点は、ビニール素材のシートで、シートの厚みが4.5mmあります。
通常のシートの二倍になります。
転倒時に全く痛くないというわけではないですが、骨折等のけがは防ぎやすいため、老人ホームや幼稚園・保育園で良く使用されています。
「フローリング」は一見滑りやすく見えます。
しかし、無垢材のフローリングは、天然の木材からつくられており、合板フローリングのように表面をコーティングしていませんから、ツルツルすべってしまうことがありません。
無垢材や厚めの突板を貼った複合フローリングもお勧め。
無垢材は人にやさしい自然の素材。
肌馴染みも良く、裸足で歩くと大変気持ちが良い。そういう感覚を大切にすることもまた、健康な体に結びついていくかもしれません。
床材をコーティングしてさらに安全
さて、ここまで滑らない床材について見てきましたが、床の安全性を更に高めるためのコーティング剤をご紹介しましょう。
こちらは、メーカーが「滑りにくい安心」を追求したフロアコーティング材。
複数の床材に「プラチナ・プレミアムコート」を塗って試験を重ね、配合を調整。究極の滑りにくさ、そして適度な滑りを実現。
ここまで読んで「あれ?このコーティング剤、滑るの?」と思った方もいらっしゃるでしょう。滑らない床は逆に躓く原因になる可能性があります。だから究極の滑りにくさと適度な滑り。
こちらのコーティング剤を塗れば、更に一つ上の安全性を手に入れることができます。
家族みんなの安全
「段差の解消」や「滑りにくい床」は高齢者ばかりに必要なわけではありません。
病気やケガで動きにくく、歩くのにバランスを崩しやすくなる時もあります。
子育て世代の場合、子どもを抱っこした状態や大きな荷物を持った状態での移動も多いので、危ないですよね。
妊娠中の女性も同様。体型の変化でバランスが崩れてしまい、普段では何でもない場所で転倒することもあります。
よちよち歩きの小さな赤ちゃんや元気に走り回る子どもにとっても危険はないに越したことはありません。
「バリアフリー化」とは、高齢者や身体的な制約を持つ方々の「物理的な障害を取り除くこと」。
家族全員のために、「段差の解消」や「滑りにくい床材」についても検討してみてください。
床暖房
「床暖房」とは、床下に設置した熱源を使って部屋を暖める暖房器具のこと。
床下から床を伝わって熱を発生させ、天井や壁などに反射させることで、ゆっくりじんわりと室内の温度を上げていきます。
構造としては、「電気ヒーター式」と「温水式」の2つがあります。
電気ヒーター式
電気ヒーター式床暖房とは、その名の通り、電気をエネルギーとして稼動する床暖房のことです。
立ち上がりに時間がかかってしまうというデメリットはありますが、設置工事が簡単で、リフォームに適しています。
設置後のメンテナンスの必要もほとんどありません。
ランニングコストがやや割高なので、日中の外出が多い、朝晩のみ床暖房を使用するといった使用時間が短いご家庭におすすめです。
温水式
温水式の床暖房とは、床に専用のパネルを敷き詰め、温めたお湯を循環させる床暖房のことです。
床をスピーディーに加温できるので、帰宅時にすぐに暖めたいという方におすすめ。
また運転時の光熱費が安いので、在宅時間が長いご家庭や、リビングなどの広い部屋・家全体を暖める場合にもふさわしいのは温水式の床暖房です。
リフォームの際には、温水パネルの敷設だけではなく、温水配管・熱源機の設置も必要になるので、電気ヒーター式に比べると、手間と費用が掛かります。
お湯を温めるエネルギー源は、電気・ガスのどちらかを選びます。
静岡県での床暖房の必要性について
静岡県は温暖な土地。それだけにあまり床暖房の必要性について考えたことはないという方がほとんどなのではないでしょうか。
しかし、床暖房には次のようなメリットがあります。
暖かさを感じやすい
冬場暖房をつけると、顔は火照るのに足がジンジンと冷たいという経験をなさったことのある方は多いのではないでしょうか。
冷たい空気は温かい空気に比べて重ので、従来の暖房機器では足元が暖まりにくいと欠点があります。
床暖房なら床下で温められた空気が上昇していく中で空気の対流が起こり、部屋全体を満遍なく暖めてくれます。
足元が冷えにくいので、室温以上に暖かさを感じることができるという嬉しい効果も!
「おかげで以前より寝つきがよくなった」というお声も聞きます。家の中がホカホカと暖かいというのはとても幸せですね。
空気が乾燥しない
温風が出るエアコンやファンヒーターとくらべ、床暖房は風を起こすことがないので、部屋の空気が乾燥することがありません。
暖房で肌や唇がガサガサしたり、喉がカリカリになったりというのが気になる方にはおすすめ。
また風邪の予防にもつながりそうですし、特にここ数年ウイルス対策の必要性が高まっていますので、乾燥を防ぐ床暖房は力になってくれそうです。
場所をとらない
暖房器具自体が床下に設置されている(隠れている)ので、場所をとる心配がありません。
季節に合わせて暖房器具を出したりしまったりする手間が省けますし、ホコリなどが舞い上がらないという理由から掃除のしやすさという点でもメリットがあります。
床暖房の取り付け工事について
床暖房を後付けする場合のリフォーム方法には、「重ね張り(上張り)」と「張り替え」の2種類があります。
どんなリフォーム方法か、またその費用について見ていきましょう。
重ね張り(上張り)
既存の床上に床暖房を貼り付けて設置するリフォーム方法です。床を張り替える必要がないので、費用を抑えることが可能です。
張り替え
既存の床を剥がして、暖房設備のある床に張り替えるリフォーム方法です。張り替え作業は大掛かりになるため、重ね張り(上張り)より施工日数がかかり、費用も高くなります。
工事費用について
現状の床に何の素材をご使用されているか、また畳数によって、費用には大きく差が出ます。
いざ工事となってから見積金額と違うということのないように、弊社は現地調査の上、お見積りさせていただきます。
床暖房については、ご家族の生活スタイルなどを考慮して、メリット・デメリットをしっかり比較した上で検討してみるといいかもしれません。
住まい方に合わせて女性目線でご提案します
- 床暖房のメリットやデメリットについてもっと知りたい
- 両親が段差に躓きそうで心配だ。
- 滑らない床材について色々紹介してほしい
そんな風にお考えの方は、まずは一度お話を聞かせてください。
電話やメール、ご来店でのご相談につきましては、常時対応させていただいております。
その際、ご家族の構成、今家について抱えているお悩み事、ライフスタイル、どんなものが好きか、またご予算についても、お話をたくさん聞かせてください。
いちまるホーミングが目指すのは、「設備(物)」を入れ替えるリフォームではなく、「住みやすさ」や「使い勝手」のいいリフォームです。
お客様のお話を詳しく聞いた上で、みなさまに最適なリフォームについて提案させていただきます。
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