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ペット用ドア(ペットの出入り口)を設置する【愛犬と暮らすリフォーム】
ペットリフォームでペット用ドア(出入口)をつける
愛犬を室内で飼われている方が多くなっています。特に室内飼いの場合は、我が子同様に愛犬と生活していますので、多くの幸せと癒しを感じている一方で、何かと心配事も多いのではないでしょうか。
室内飼いで愛犬がストレスを感じていないか、ストレスを溜めていないか等々心配になりますよね。
留守番中などに部屋移動の制限をしているお宅のワンちゃんは、もしかするとストレスを感じている可能性があります。もう少し自由に移動できるようにしてストレスを溜めないようにしてあげたいと言う思いで、ペットドアを設置する飼い主のみなさんが増えています。
またペットドアを設置することでペットだけでなく、飼い主のみなさんの暮らしも快適になります。
とは言っても初めて設置する場合は、安全性や、愛犬が問題なく使ってくれるか心配になります。そこで、ペットドアのメリットやデメリット、選ぶ際のチェックポイントなどを具体的にご紹介していきます。
ペット用ドアのメリット・デメリット
ペット用ドアのメリット
- ペットのストレスが減る
ペットはその時の気分や気温によって過ごしたい場所が変わります。その為、ドアが開かず家の中を自由に行き来できないことがストレスを溜める要因にもなってしまいます。 - 飼い主のドアの開け閉めの手間が減る
ペットドアさえあれば、ペットが部屋を出たり入ったりしたいときに、飼い主がその都度ドアを開け閉めする必要がなくなります。 - ドアなどへの傷が防げる
ペットが部屋を出入りしたいときの意思表示として、ドアや壁などに爪で引っかいて知らせることがよくありますよね。
ペットドアがあれば、その引っかき傷の防止になります。 - 冷暖房の効率が上がる
ドアの開閉する回数が多いと、当然冷暖房の効率が悪くなります。ペットドアがあれば、ペットが出入りする瞬間のみの開閉で済み、室内の温度変化を最小限に抑えられます。通常のドアと較べて冷暖房費の節約につながります。 - ペットの出入りを制限できる
「調理中は危ない」「掃除をしたい」など出入りを制限したいときには、ロック機能が使え、フレキシブルに開閉状態を調節できます。商品によってはロック機能の有り無しがありますので確認が必要です。 - ペットの身体にやさしい
人が出入りの際に、愛犬の存在に気付かずにドアを開けてしまうことありますよね。そんな時に運悪くドアに挟まってしまうケースもあります。ペットドアは、そのような防止にもなりますし、ペットに負担が掛かりにくい柔らかい素材になっているため、ペットの身体にやさしいのです。
ペット用ドアのデメリット
- ペットドアの開閉時に音がする
ペットドアの材質や機能によっては、ペットが通り抜けるたびにバタバタという開閉音がしたり、小窓が締まる瞬間にカチャという音がします。音に敏感な方や赤ちゃんのいるご家庭では、取り付け場所の考慮が必要になります。 - 思わぬ事故に繋がる可能性がある
ペットドア付きの引き戸を取り付けた場合、ドアの開閉時に気を付けないとペットが挟まってしまう危険があります。また、小さなペットドアを無理やり通り抜けようとしてペットがケガをしてしまう場合もあるため、サイズ選びにも注意が必要です。 - 小窓の部分が汚れやすい
プラスチックやゴム素材のペットドアの小窓は、ペットが手や頭を押し付けて通り抜けるため、どうしても汚れが付きやすくなります。そのため、小窓の掃除が必要になります。 - ペットが慣れるまで時間がかかる
ペットドアを今まで使ったことがない場合や、もともと警戒心が強いワンちゃんには、なかなかペットドアを使ってくれない可能性があります。少しずつ慣れて使えるようになるワンちゃんが多いですが、上手に通り抜け出来るまでは、飼い主のみなさんがサポートしてあげましょう。
ペットドアの種類
ペットドアには様々なものがありますが、ドアを丸ごとペットドア付きのモノに交換する方法がメーカーより推奨されています。
そして『室内用か室外用か』又『どの場所に取り付けるか』によって選ぶペットドアの種類が変わります。
ペットドア付きのドアに交換する
現在使用しているドアを外して、ペットドア付きの室内ドアに取り換える方法です。
ドア本体とペットドアに違和感はなく、見映えの良いものが多くあります。但し普通の内装ドアと較べると割高傾向です。
ドア本体の概算費用
8万円~(その他廃材処分費・施工費・壁紙代等が必要になります)
※費用は、製品の素材やサイズ、設置する場所等々で大きく変わりますので見積をとりましょう。
場所によるペットドアの種類
室内ドア(室内用)
室内飼いしている方には一番オーソドックスなもので、各メーカーで多くの種類があります。
壁(室内用)
壁にペットドアを取り付ける方法です。
壁に仕切られた空間も自由に遊び回れ、ペットは部屋から部屋、部屋から廊下の行き来も簡単に出来ます。
玄関ドア(室外用)
室外へとつながるペットドアは、基本的にはリフォーム会社による取り付けをお勧めします。
玄関ドアのように分厚いドアでもリフォームによって取り付け可能になります。
網戸(室外用)
網戸に取り付けできるペットドアがあり、夏季にはとても便利です。
もちろん窓ガラスが閉まっていたら出入りできませんのでご注意ください。
ご注意を!
取り付けるペットドアの種類によっては容易にDIYで出来るとお考えの方も居るかもしれませんが、多岐にわたり細かなチェックが必要になりますので、専門業者に依頼することをお勧めします。メーカーによっては後付けでペットドアを扉に取り付けることを禁止しているところもあります。
ペット用ドア選びのチェックポイント
ペットドアを設置する際は、愛犬の体格に合わせたサイズ感で、素材や機能性、デザインに納得いくものを選びましょう。
ここでは選ぶ際に着目すべきポイントをご紹介していきます。
サイズ
サイズは最も重要なポイントです。愛犬の体のサイズに合わせないとケガをする可能性があります。
また愛犬がまだ若く成長している段階でしたら、将来を見据えたサイズを選ぶと長く使用できます。
素材
愛犬の体を傷つけない素材で作られていることが重要です。柔らかく軽い素材でしたら楽に通り抜けできストレスを感じません。
また向こう側が透けて見える素材でしたら、開閉時に愛犬の存在を確認でき安全性が高まります。
丈夫さとお手入れのしやすさ
ペットドアは愛犬が直接触れるため、キズや汚れが付きやすくなります。
キズ付きにくい丈夫な素材か、お手入れは簡単かどうかも大切なポイントです。
ロック機能
ロック機能があれば、必要なタイミングでペットの出入りを制限できます。
掃除や料理など手が離せない状態の時に、ロックして制限すれば飼い主のみなさんにも安心です。
デザイン
ペットドア本体は木製や透明・半透明な素材など多くのデザインがありますので選びやすいと思います。
またペットドア付きの扉の場合も多くの種類が出ていますので、お部屋の雰囲気に合うデザインを選びましょう。
人気のペットドアのご紹介
ペットドア商品は、ペット人気とともに数多くのメーカーが色々な種類を開発しています。
自分たちの愛犬に合う商品はどんなものが良いのか、飼い主のみなさんも迷うところですね。
ここでは、長く研究開発されている人気メーカーをご紹介します。
大建工業株式会社のペットドア
高機能な建材を開発・製造する大建工業が提供する、DAIKENイチ押しのペットドアは『ハピアシリーズ』です。
愛犬が自由に出入りできるくぐり戸付きのリビングドア。愛犬がもっと身近な存在になります。
- くぐり戸の有効開口は幅210×高さ320mmで、扉下端からの高さは50mmです。小型犬が通り抜けしやすいサイズです。
- くぐり戸の表面にはポリカーボネート樹脂を採用しているため柔らかく、ペットの体に触れても優しい素材で、警戒心の強いワンちゃんにも安心です。
- くぐり戸は半透明なので扉の向こう側にいても気配が分かり、ペットの存在を確認しやすい仕様になっています。
- 扉の表面に特殊強化化粧シートを使用しているため、キズつきにくくお手入れしやすいのが特長です。
- くぐり戸にはマグネットのストッパーが付いてるので、愛犬が通らないときはピッタリと閉まり、冷暖房の効率を妨げません。
- くぐり戸に愛犬の行き来の制限ができるロック機能が付いているだけでなく、ロックを片手で操作できるので手を煩わせません。
- カラーバリエーションは9種類あり、オプションで犬の姿を模したレバーハンドルを取り付けられたり、肉球をデザインした採光小窓を取り付けられるので、こだわりのペットドア付き扉を設置できます。
- 人が開閉時に使うドアノブには、軽く触れるだけで扉が開閉できるショートストロークレバーハンドルが採用されています。従来約30度押し下げるのに対し約10度で開閉できますので、力の弱い方でも楽に開け閉めできる仕様です。
株式会社LIXIL(リクシル)のペットドア
『いつもを、幸せに。』をキーワードに、人々の暮らしを豊かにしてきたLIXILが提供する、ペットドア『ラシッサSシリーズ』…人にもペットにも優しい機能付ドアは、愛犬家の皆様に支持されています。
- ペット用のドア部分は、幅226mm×高さ279mmのゆとりある開口サイズです。小型犬だけでなく中型犬も自由に出入りできます。
- 『ラシッサSシリーズ』にはパネルタイプ・ガラスタイプ・洗面タイプの3種類があり、それぞれカラーは6種類あり、既存の建具との色合わせも楽しめます。
- くぐり戸は、半透明の素材でできているので反対側に愛犬がいても、その存在が分かりやすくなります。人が開け閉めする際に、愛犬がドアに挟まったり等の危険を回避できます。
- くぐり戸は、開口部の下までドアになっているので、床との段差がなくバリアフリー設計です。初めてのワンちゃんでも安心して通ることができます。
- くぐり戸にはマグネットストッパーが付いているので、ワンちゃんの通過後の扉のバタつきをおさえ、冷暖房効率の無駄を減らします。
- お掃除の際など、愛犬の出入りを制限したいときには簡易ロック機能が付いていますので、容易に制限が出来ます。
- オプションですが、扉部分を長時間閉めた状態にしておくことができるペットドアカバーが用意されています。
愛犬家住宅コーディネーターに相談
いちまるホーミングでは、愛犬家住宅コーディネーターの資格を持つ一級建築士の女性スタッフが『ペット用ドアの設置』の提案から設計・施工まで担当してまいります。
ドアの設置という、ただ『モノ』を用意するのではなく、ワンちゃんの状態をご家族様からお聞きするとともに、スタッフでも見させてもらいその様子から、どんなリフォームが最適か提案してまいります。
ワンちゃんが普段いる場所や、食事の場所・トイレの場所等々を確認し、ご希望する設置場所が適切なのかを判断します。
また既存のドアの材質等を見させてもらい、後付けができるのか、ドアごと取り換える方法か等々、専門家ならではの視点から失敗しないリフォームの提案をしてまいります。
ご予算の面もありますのでお客様と充分に検討した上で、愛犬にも飼い主の皆さまにも住みやすく使い勝手の良い提案を心掛けております。
いちまるホーミングは、愛犬との暮らしをもっと豊かに楽しく過ごしてもらいたいという強い思いで取り組んでおります。
どんな些細なことでも是非一度ご連絡ください。
愛犬家住宅コーディネーター
専門的な知識を学ぶことにより、愛犬家住宅のプランニングや育て方や躾などについて、飼い主の皆さまに対し具体的な提案やコンサルティングをすることができます。
専門性が高いので皆さまから高い評価を頂いております。
静岡から島田までのペットリフォーム
弊社の施工エリアは島田市から静岡市までを網羅しています。
このエリアで『ペット用ドアの設置リフォーム』のご相談をお待ちしております。
無料相談会も随時開催しておりますのでお気軽にお声掛けください。