リフォーム リフォームブログ
外壁の塗り壁をリフォームすると家の顔が変わります!!
外壁の塗り壁をリフォームすると家の顔が変わります!!
家の塀やフェンスの大きな役割として「防犯」や「目隠し」がありますが、近年ではオープン外構が多くなっていることも相まって、「家の核格」を引き上げる効果があると注目されています。
塀と言っても様々な種類があり、今回はそんな塀のデザインの中で「塗り壁」に焦点を当てていきます。
塗り壁の魅力を蘇らせるには…メンテナンスが必須
一方、この「塗り壁」も時間の経過とともに、雨水やホコリなどで汚れが目立ち始めます。
四六時中、風雨や直射日光、湿気・乾燥といった厳しい環境に晒されていますので、劣化は仕方のないことです。
さらにひび割れの発生も経年によるものや地盤の問題、地震などにより生じることがあります。
ひび割れも程度によりますが、そのまま放置すると大事になるケースもあります。
だからこそ、いつまでも美しく自慢の「塗り壁」を保つためには、適切なメンテナンスが必要になります。
メンテナンスといっても黒ずんだカビなどは、高圧洗浄機なので勢いよく水を吹き付けたりしてもなかなかキレイに取り除くのは難しく、かえって塗装面に傷を付けてしまうこともありますので、しっかりとした専門の業者に依頼しましょう。
塗り壁リフォームの手順
戸建て住宅で外構の壁のリフォームを行う場合の一般的な手順を紹介していきます。
①先ずは現地の下見をして状況確認
実際に現地におもむき壁の状態を細かく調査します。
現在の壁の状況を確認し塗装の剥がれ、汚れや傷を調べ、ひび割れや亀裂の程度をチェックしていきます。
またお住いの日当たりや交通量等の環境もチェック事項になります。
②塗料を決める
塗り壁用の塗装で最もリーズナブルなモノはアクリル塗料ですが、他の塗料に比べて耐久性が低く、5年程度で塗り替えが必要になります。
一方、最もシェア率が高いシリコン塗料は費用こそ少し高めですが、耐久性はアクリル塗料の約2倍あり長持ちさせることができます。
他に太陽光による熱を防ぐ遮熱塗料や、汚れをセルフクリーニングしてくれる光触媒塗料などの機能を備えた高機能塗料も流通しており、予算やニーズにより塗料を選ぶことができます。
色もたくさんの種類がありますので、ご自宅の建物の色や雰囲気にあったものを選びましょう。
塗料選びのポイント
塗料にはいくつもの種類があると同時に水性・油性塗料がありそれぞれに特徴があります。
また塗装する壁の表層素材や形状によって使用できないモノや、居住地の地域性(海に近い・幹線道路沿い・温暖さが激しい等々)によっても塗料の選択肢が変わります。必ず専門業者にご相談してください。
施主様の声
塗料についての希望は、とにかくメンテナンスが楽なことと、雨だれやカビが出にくくキレイが長持ちするモノをお願いしました。今回はパーマホワイトという塗料が最適とのことで即決しました。
また塗料の色を決める際に、色によってどのような雰囲気になるのか分からず迷っていたところ、希望色のすべての色をカラーシュミレーションしていただき、実際の塗り壁の画像にはめ込んでくれたお陰で見た目で判断できました。(薄めのベージュに決めました)
濃い色の塗料の方が、カビが発生しやすいとのアドバイスもいただき大変参考になりました。
③高圧洗浄で汚れをしっかり除去
実作業の最初は、高圧洗浄機でしっかりと洗浄を行います。
汚れやコケが付着したままで塗装作業をすると、上手く塗料が密着せず、隙間から雨水が浸み込んできてしまう恐れがあります。
しっかり洗浄することで塗装しやすい状態にして、使用する塗料の性能を充分に発揮できるようにします。
④ひび割れや亀裂の補修
ひび割れが発生する主な原因は主に5つあります。
【ひび割れの原因】
- 経年劣化によるもの
- 施工不良によるもの
- 車や電車などの振動によるもの
- 地震によるもの
- 地盤の問題によるもの
塗り壁のひび割れの多くは、経年劣化によるものですが複合的に生じるケースもあります。
施工不良や地盤による場合は、補修費用が施工した業者で補填してもらえるケースもありますので、先ずは施工業者に連絡してみましょう。
【ひび割れの補修】
ひび割れを補修すべきか否かの目安は、ひび割れの幅が0.3mm未満かそれ以上かが目安となります。
但し0.3mm以下だとしてもひび割れが進行中で今後大きくなる可能性がありますので早々に補修することをおススメします。
補修の方法は補修箇所をキレイに洗浄してから行います。ひび割れの程度によりますが、ゴム状のクラック補修剤等で隙間を埋めていきます。
ひび割れ補修のポイント
亀裂やひび割れの程度を確認し、さらに下地の素材によって適合する補修剤で隙間を埋める処置を行います。この作業がその後の塗装作業に大きく影響してきますので丁寧な作業が求められます。
施主様の声
少しのひび割れや大きな亀裂がありましたが、すべて丁寧に補修して頂きました。
特にスロープ部分は新築時に埋め立てした箇所のため経年で5㎝前後沈下していることもあり、ひび割れや亀裂が多く発生していたので大変気になっていましたが、すべてキレイに補修して頂き安心できました。
⑤外壁塗装
以上の下地調整ができたところで、塗装仕上げをしていきます。この外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの順で3回塗りが一般的になります。
下塗りの役割
下塗りは下地の劣化を補修しつつ、中塗り・上塗りの塗料を接着・定着させるために非常に重要な工程になります。
この下塗りを適切に出来ていないと、塗装後数年で塗装の剥離や浮きなどのトラブル発生の要因になります。
使用塗料は外壁の種類によって「プライマー」や「シーラー」など適切な下塗り剤を選定します。
中塗りの役割
中塗りは本来の塗装の目的である雨・風や紫外線などから外壁を守るための塗膜を形成する役割りがあります。
下塗りをインキメーカー指定の時間で充分に乾燥させてから中塗りを行い、塗りムラがないように均一に行うことが重要です。
上塗りの役割
上塗りは中塗りの役割りと基本的には同じですが、中塗りだけではどうしても塗装のムラや気泡ができたり、中塗りだけでは塗料の持つ機能が弱くなる傾向があります。
また上塗りすることで、色ムラを消したり色つやをだして、よりキレイに外壁を整えられます。
施主様の声
想像以上の出来栄えで、暗く沈んでいた外壁がパッと明るくなり、家全体の雰囲気も明るくしてくれた感じで、思い切ってお願いして良かったと思っています。
塗り壁のリフォームご相談ください
いちまるホーミングでは「塗り壁のリフォーム」をするにあたり、必ず現地調査から施工後のアフターメンテナンスまでトータルでお客さまのサポートをしてまいります。
先ずは、女性スタッフがご自宅に伺いお客様のお住いの環境を拝見させていただき、お客さまのご希望をしっかりと聞かせていただきます。
塗り壁のリフォームは、非常に専門性が高いので経験値のある私たちにお任せください。
現状の塗り壁の細かなひび割れや亀裂の状態を調査し適切な処置を考えたうえで、お客さまに塗り替える塗料の種類や特徴をご説明し、判断をいただくようにしております。
ただ塗り替えるだけでなく「家の顔」となる塀やフェンスのリフォームが、皆さまの満足となるように、プロとして豊富な実績と併せ女性スタッフならではの視点を加えて、より快適な空間作りの提案をしてまいります。
いちまるホーミングは『常にお客様にとって居心地が良く充実できる生活空間』を念頭に、これからも邁進してまいります。