地震に備えて屋根軽量化｜いちまるホーミングの耐震リフォーム

大きな地震が多発する日本。
屋根の耐震性を上げるためには、屋根の軽量化が必要だと言われています。
なぜ屋根の軽量化は家の耐震性アップにつながるのでしょう。
今回は、屋根の軽量化について考えていきます。

 

屋根軽量化の必要性

「海の町」と言われる焼津市では、大地震と共に津波の被害も懸念されています。

まずは地震によって怪我をしたり、命を落としたりしないこと。また揺れがおさまった後は玄関や窓などから素早く脱出し、津波に備え高台へ避難するということもまた大きな課題となります。

そのためにも、家の耐震化はとても重要です。

 

家を耐震化していく中で、屋根部分の耐震対策としては主に屋根の軽量化になります。

建物自体の重さを支えているのは柱や基礎部分です。

日常的に建物の重さを支え続けるだけではなく、地震により建物に負荷がかかった場合も柱や基礎が支える仕組みとなっています。

そのため建物が重いと、倒壊など、被害が大きくなってしまいます。

また、建物が重ければ重いほどの遠心力が大きくなり、揺れが増大しやすくなります。

 

一昔前まで屋根材は、台風で屋根が飛んでしまわないよう重い瓦が主流でした。

しかし重い瓦は地震の際には、揺れによって家の構造だけでなく屋根材自体にもダメージを与えてしまいます。

屋根を軽量化することは耐震性の向上につながるのです。

またそれ以外にも大きなメリットがあります。

 

屋根軽量化のメリット

身の安全が確保できる

地震で家が倒壊すると、逃げ道を失う場合もあります。

屋根の軽量化をすることによって耐震性が向上しますので、万が一地震が起こってもそのリスクを軽減、身を守るだけでなく、素早く逃げることもできます。

 

家の長寿化

重い屋根は建物の骨組みにストレスをかけ、徐々に建物が歪んでいく可能性があります。

屋根を軽量化することには、家全体の寿命を延ばす効果もあります。

 

家の資産価値が高まる

屋根の軽量化で耐震性が向上すると、家の資産価値が高まります。

メンテナンスコストも抑えることができますので、もし売却することになってもその価値が認められます。

 

屋根の軽量化に使用される素材

では、屋根の軽量化する場合に適している素材としてどんなものがあるでしょうか。

 

スレート瓦

スレート瓦とはセメントに繊維を混ぜた屋根材。

薄いため軽量で、安価です。

耐久性は、ほかの素材に比べると劣りますが、断熱性や防音性には優れています。

 

金属系屋根材（ガルバリウム鋼板など）

シンプルでスタイリッシュなので、モダンな住宅に似合う屋根材。

トタンやガルバリウム鋼板、SGL（エスジーエル）、ジンカリウム鋼板などの種類があります。

耐久性・防水性に優れる上、軽量。瓦屋根に比べて重量を大幅に抑えることができる、耐震性の高い屋根材です。

特にガルバリウム鋼板は重量が軽いので、耐震性は抜群。

 

軽量瓦

瓦屋根を地震や台風に強いものにするため設けられた「ガイドライン工法」や、釘固定が義務化されている現在、瓦屋根は昔ほど耐震性が低いわけではありません。

それでも屋根は軽量化するに越したことはありません。

 

瓦は日本の住宅に馴染む素材。

軽量瓦なら、家のデザインを損ねることなく軽量化することができます。

 

軽量瓦とはセメント瓦、金属瓦、樹脂瓦、軽量粘土瓦といった、従来の瓦よりも軽い素材でできた瓦のこと。

軽いので地震の揺れを小さくすることできます。

倒壊のリスクも低くなりますし、落下した場合の被害も小さくできます。

いちまるホーミング　屋根軽量化工事の流れ

屋根材を取り換える際は、屋根の状態によって下にある桟木、防水シート、さらに野地板を交換したりします。

また、屋根の歪みを補正するための下地調整なども行われることがあります。

この作業を行うことで、より地震に耐えうる屋根になります。

 

では、どんな流れで施工を行うのか、わが社の工事の流れを見ていきましょう。

1. 現地調査：屋根の状態を詳細に確認。その結果を元にそのお宅に最適な軽量化方法をご提案いたします。
2. 古い屋根材の撤去：重量がある古い屋根材を撤去します。その際建物に余計な負担をかけないよう心掛けます。
3. 下地の強化：屋根を支えるため、下地部分を耐久性のある部材で強化します。
4. 新しい屋根材の設置：選定した軽量屋根材を丁寧に施工。
5. 施工後の最終チェック：完成した屋根の仕上がりを確認。

 

耐震補強で活用できる補助金のご紹介

屋根の軽量化の必要性は分かったけど、費用を考えると踏ん切りがつかない…という方もいらっしゃいますね。

そんな時に心強い補助金を紹介いたします。

各市町村の補助金

1981（昭和56）年5月31日以前の旧耐震基準で建てられた建築物は倒壊などが懸念されるため、現在各市町村では、対象住宅に対し無料耐震診断を行っています。

その結果補強工事が必要だと判断された場合、対象住宅にお住いの方は、屋根の軽量化の他、必要な耐震工事に対する補助金をお住いの市町村に申請することができます。

※詳しくはお住まいの各市町村にお問い合わせください。

 

長期優良住宅化リフォーム推進事業（国土交通省）

長期優良住宅化リフォーム推進事業は、既存住宅の長寿命化や複数世帯の同居のために実施するリフォームに対し、国が工事に要する費用の一部を支援します。

• 補助率：1/3
• 補助上限額
• 80万円／戸
• 長期優良住宅認定を取得した場合    160万円／戸

劣化対策や耐震性、省エネ対策など、事業が定める特定の性能項目を一定の基準まで向上させる工事、防災性・レジリエンス性の向上改修工事費の他、色々な工事を対象としています。

補助金を活用した耐震補強例

いちまるホーミングにご相談ください

耐震補強のための屋根の軽量化について考えることは、大切な住まいとご自身やご家族を守ることにつながることはもちろんのこと、「大きな地震の時に屋根が崩れてきたらどうなってしまうんだろう…」という漠然とした不安を取り除くことにもなります。

 

屋根の耐震化についていちまるホーミングと一緒に考えてみませんか。

いちまるホーミングは、耐震基礎工事の知識、経験も豊富です。

• そろそろ屋根を葺き替えたい
• 今の屋根では地震の時に不安
• どんな補助金がわが家に合っているのか知りたい

 

そんな方は、一度いちまるホーミングにご相談ください。

ご相談は無料です。

 

屋根の軽量化で地震に備える

いちまるホーミングは皆様の大切な命を守る家づくりをお約束いたします。