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焼津・藤枝・島田で〝外壁の色あせ″相談が増加中‼ 原因と正しいメンテナンス周期

焼津・藤枝・島田で〝外壁の色あせ″相談が増加中‼ 原因と正しいメンテナンス周期
全国的にみても静岡県は穏やかな気候に恵まれていますが、その中でもこの志太地区の焼津市・藤枝市・島田市は年間通しても恵まれた天候で住みやすい地域と言われています。
そんな折「家の外壁が少し変色してきている」「外壁の色が薄くなっているように感じる」などの現象を心配されて「このままで大丈夫?」とのお問い合わせが弊社宛に増えてきているのも事実です。
今回はその劣化現象の状況や原因などを紐解いていきますので、この志太地区でリフォームを検討されている皆さまは是非とも参考になさってください。
焼津市・藤枝市・島田市の住まい事情
各市の気候や地域性の特徴を確認しておきましょう。
焼津市
焼津市は北側には低山ながら丘陵部が集約されていて、南側は駿河湾に面した南北に広がる扇状地です。夏は南西風が、冬の平野部では西風が強く吹くことで、年間通して潮風の影響を受けますので、最も塩害リスクが高い地域になります。
日照時間も長く、紫外線の影響もあり塩害と併せた対策が必要になります。
*日照時間の最も短い12月の平均時間が7.5時間、最も長い8月が9.8時間です。(1,999年~2019年の平均日照時間:climate-data参照)
藤枝市
地形は南北に長く、北部は赤石山系の南端に接し豊かな緑に恵まれています。
南部には肥沃な志太平野が広がり、市街地を貫くように瀬戸川が流れています。
年間を通じて湿度が高い地域ですので、山間部を中心に湿気対策が必要になります。
*日照時間の最も短い11月の平均時間が7.0時間、最も長い5月が8.9時間です。(1,999年~2019年の平均日照時間:climate-data参照)
島田市
北側には南アルプスに続く山が連なり、南西には牧ノ原台地が広がります。また駿河湾にそそぐ大井川が市内を流れ、川の両側に位置する市になります。
島田市も年間を通じて湿度が高いため、特に山間部や河川近辺では湿気対策が必要になる地域です。
*日照時間の最も短い11月の平均時間が7.0時間、最も長い5月が8.9時間です。(1,999年~2019年の平均日照時間:climate-data参照)
ここがポイント
静岡県の日照時間の長さは全国平均においても常に上位になります。志太地区も日照時間の長い地域になりますので、紫外線の影響を受けやすいことから建物の紫外線対策を検討されることが望ましいと考えます。
焼津・藤枝・島田でよく見られる外壁の劣化パターン

沿岸部
海に隣接する焼津市で発生しやすい主な劣化症状として「塩害」があります。
海風に含まれる塩分が屋根材や外壁材に付着することによって劣化が進んでしまう現象です。
外壁塗装が剥がれたり、塗装の持つ機能を劣化させるなどの悪影響をもたらします。
また耐久性のある外壁材においても金属部分の腐食を引き起こすことで、早期劣化を進行させてしまいます。
内陸部
瀬戸川や大井川が流れる藤枝市や島田市は「湿気」問題が主な劣化現象になります。
特に上流の内陸部は山間地域で、湿気による悪影響が見受けられます。
外壁においても、湿気による腐食やカビが劣化の主な要因となっています。
劣化が進むにつれて外壁にひび割れや剥がれが見られるようになり、補修が遅れると構造上の強度に影響を及ぼすケースがあります。
共通して注意すべき点
- 日照時間
志太地区は日照時間が長く日常生活においては恩恵をもたらしてくれますが、一方で家屋そのものには深刻な問題を引き起こす要因にもなってしまいます。
外壁などは、日々紫外線を浴びている状態ですので、外壁材の表面に影響を受けて防水性や断熱性を低下させ、劣化が進むと外壁から雨水が侵入しやすくなり、内部にまで及ぶと構造材を腐食させるなど深刻な問題に発展してしまうケースがあります。
- 築年数
おおよそ10年を経過すると外壁などは色あせや変色が見られる場合が多くなりますので、日頃から注意して見ておきましょう。勿論部位によって年数の違いやお住いの環境によっても変わってくることを頭に入れておきましょう。
色あせを放置すると起こるリスクと影響
外壁が色あせてくると、見た目が悪く美観を損ねてしまうだけでなく、劣化が進行することで外壁材の防水性能や断熱性能を低下させます。
劣化の進行は、お住いの環境にも大きく関わってきます。沿岸部周辺や河川付近・山間地区などの地域特性により潮風・高湿度・紫外線などの条件が重なると劣化進行が速くなる傾向にあります。
志太地区にお住いの皆さまには、早め早めのメンテンスをおススメしています。
前述していますように、手遅れになると深刻度が増しメンテナンス作業も大掛かりとなり当然費用をかさんできます。気になる箇所がありましたら、早急にいちまるホーミングにご一報ください。
適切なメンテナンス周期と点検のタイミング
一般的な外壁の塗り替え目安
塗装の塗り替えなどのメンテナンスの目途として、築年数が10年前後を目安としてください。
点検のタイミングは、10年以降は少なくとも5年ごとに見てもらうことが大事になります。
定期的に点検を行うことで、少しの補修で済むケースが多く時間も費用も抑えられます。
外壁の劣化のサイン
外壁の表面を手で触ると白い粉がつく(チョーキング)、色あせや錆が目立つようになる、コーキング材(外壁の繋ぎ目に使用するゴム状の充填材)にひび割れなどの劣化が発生、金属部分の錆や木材部分が腐食している…等の様々なサインが起こってきたら早めに専門業者に相談しましょう。
現地下見・診断をおススメする理由
劣化のサインは上記のように目視でも充分に分かる現象ですが、一部だけ見て判断したり、細部を見落すなど、自己判断は絶対に避けるべきです。
塩害などは直ぐに症状として現れない特徴があり、先延ばしにしたことで深刻なダメージを負うこととなってしまうケースがあります。
後手にならないように先ずは専門業者に現地を見てもらい、適切な診断を仰ぐことが大切です。
地域業者を選ぶメリット
メンテナンスを行うには、お住いの地域に根を張った専門業者にお願いしましょう。
近隣に位置することでレスポンスよく対応してくれるメリットがありますが、それ以上に皆さまのお住いの天候含めた地域性に精通していることが、何よりも大切になります。
地域に精通していることで、その地域に合った素材や塗料などを選択することができ、理にかなったメンテナンスを提供することが出来ます。
いちまるホーミングの無料相談・現地下見サービス

私たちはリフォーム仕事の始まりは「現地調査」だと認識しております。
またそれを無料サービスにしていることは、お客さまに出来るだけ気軽に相談していただけるような身近な会社でありたいと考えているからです。
先ずは現地下見を行い劣化等の把握・進行状況を正確に知ることを優先し、現状を把握していきます。その上で専門知識と数多くの現場から得た経験値を基に、最適なリフォーム提案をしております。
いちまるホーミングでは、お客さまのご依頼があれば直ぐにスタッフがお伺いし、ご意向や相談をお聞きした上で、内容に沿ったコミュニケーションをとってまいります。
私たちは、地元である志太地区の自然環境を充分に理解した上で、お客さまのお住いを快適にして、いつまでも安心して暮らせることを第一に考えている地域に根ざした「地域密着型」の集団です。
どんな些細なことでも気になる点や不安内容がありましたら、お気軽にお声掛けください。
急な相談にもフットワーク良く対応させていただきます。
また無料相談会も随時開催しておりますので、静岡・焼津・藤枝・島田のエリアで「外壁リフォーム」をお考えのお客さまは、是非いちまるホーミングにご一報ください。

