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焼津市特有の塩害 焼津市沿岸部の家が注意したい「外壁の塩害」基礎知識

焼津市沿岸部の家が注意したい「外壁の塩害」基礎知識
お住いの環境によってもメンテナンスの仕方や周期も大きく変わってまいります。
今回は焼津市のように沿岸部にお住いの皆さまには特に注意して欲しい「外壁の塩害」についてお話ししていきたいと思います。
是非参考にしていただき、今直ぐにでも我が家の外壁のチェックをしてみてください。
焼津市の家で起きやすい"塩害のサイン"
皆さまの日常でこんなこと、あんなことが起こっていませんか…?
少しさかのぼってでも記憶をたどってみてください。
- 庭で子供とゴムボールで遊んでいた時に、壁に当たったゴムボールに何やら白い粉状のモノが付いていたので、壁の表面を指で擦ってみると指が白くなった。
- 雨戸や雨樋の釘の部分の色が変わっていたのでよく見てみると錆びていた。
- 最近サッシの開き閉めがスムースに出来なくなってきたのでサッシ枠とレールを確認すると、白くザラザラとしたものが付いていた…調べてみると白錆のようだ。
このような症状は塩害の初期の症状と考えられますが、明らかに外壁等からのSOSのサインです。
この段階で処置をしないで放置してしまうと、劣化の進行を早めてしまうことになります。
外壁材によって"塩害の受け方"は大きく違う
外壁材によっても、塩害による症状に違いがあります。
先ずは「我が家の外壁がどれにあたるのか」理解しておきましょう。
窯業系サイディング
近年では最も普及している板状に成形された外壁材です。塩害地域でも耐久性を維持できますが、セメントが主成分のため塩分の影響を受けやすく、表面の劣化や塗膜の剥がれが早くなる傾向にあります。
金属系サイディング
最近注目されている金属系の外壁材でガリバリウム鋼板が代表格です。
特に「SGL(次世代ガルバ)」は塩害にも強いとされ、海岸沿いの住宅の外壁には相性が良いとされていますが、外壁材の切断面やビス周りが錆びやすい箇所になります。
モルタル
モルタル外壁はセメントベースで強固な構造を成しており、耐震性や耐火性に優れた特徴があります。上記のサイディング材と違い外壁同士の継ぎ目となる目地部分がないのも特徴です。
紫外線や潮風による劣化やひび割れを生じやすく、その隙間から塩分を含んだ雨水が侵入する可能性が高まります。
塩害に強い塗料を選んで寿命を延ばそう
焼津市沿岸部の外壁塗装で上位グレードの塗料が必要な理由
焼津市の最大の特徴である"駿河湾の潮風"が、外壁にとって最も劣化を早めてしまう主な要因の一つです。
さらに日照時間も長いことから紫外線を多く浴びることで、チョーキング現象などの劣化が起きやすくなります。
「潮風+紫外線」の組み合わせは"最大の難敵"となり外壁材や外壁塗料の本来持っている耐用年数を大幅に短くしてしまいます。
選ぶべき塗料グレード
“最大の難敵”を迎え撃つにはグレードの低いシリコン系ではなく、グレードの高い塗料を選びましょう。
費用は高めにはなりますが今後のメンテナンス周期等を考えれば決して高いものにはなりません。

ラジカル塗料
従来の塗料の弱点だった「紫外線による劣化」を克服し、耐久性と機能性・コストパフォーマンスのバランスに優れた主流塗料の一つです。
紫外線や海風にあたってもチョーキングが起きにくくひび割れや水漏れの発生を抑えられます。
耐用年数は12年~15年
フッ素塗料
卓越した耐久性・耐候性を持つのが最大の特徴です。紫外線による劣化や紫外線熱から家屋の長期保護が可能になります。
塗膜の親水性が高いため汚れの下に水が入り込み、雨や潮風の汚れを雨が降るたびに洗い流してくれます。初期費用はラジカルより高めになりますが、長期的にみればメンテナンス費用が抑えられます。
耐用年数は15年~20年
無機塗料
紫外線・雨風・温度変化・塩害…屋外の過酷な自然環境に晒されている外壁にとって、特に強さを発揮するグレードの高い塗料です。
上記2種の塗料よりも初期費用は高く掛かるものの、耐候性が非常に高く耐用年数も長いので、メンテナンス頻度は長期間のサイクルになるので手間の削減含めトータルコストが抑えることができます。
耐用年数は20年~25年
プロはここを見る‼ 塩害チェックの具体的ポイント
サッシや鉄部分のサビ

金属は非常に耐久性があるものの、一旦サビが発生してしまうと急速に腐食が進行してしまいます。
定期的に塗り替えるなどの処置が必要です。見にくい箇所にも釘などの金属部が使用されていますので、プロは見落とすことなく対処できます。
外壁のチョーキング

外壁を手で擦ってみると、白い粉状のモノが付くことがありますが、これをチョーキングと言って劣化の初期症状になります。
初期だからと言ってそのまま放置すると、ひび割れ等の深刻度が増してしまいます。チョーキングを確認したら早急に対処しましょう。
コーキング剤の硬化

建物の外壁材の継ぎ目や窓枠の隙間などにコーキング剤を使用しています。
コーキングの劣化は潮風や紫外線で、硬化をより一層進行させ防水性・気密性を悪化させてしまいます。処置が遅れると、水の侵入を許してしまい深刻なダメージに繋がります。
付帯部(雨樋・庇)の劣化
外壁周りの雨樋や庇・雨戸などの付帯部もチェックが必要です。
あらゆる箇所にサビや色褪せ・カビなどが発生している可能性があります。プロの厳しい目と経験則に委ねるのが安心です。
焼津で外壁塗装するなら"地元業者"が強い理由
地元業者の強みは、沿岸部特有の潮風による塩害の劣化傾向を熟知していることです。
初期症状や進行速度による危険性を理解していることは、処置方法など経験に沿った対応が適切に行えることに繋がります。さらに焼津市の地域特性である風向きや日照時間などに精通していることで、適切な外壁塗料の選定ができます。
焼津市が地元となるいちまるホーミングは、焼津の地域性を充分に熟知し、豊富な実績が大きな強みです。施工後のアフターフォローも迅速丁寧に行っていることで、お客さまが安心して任せられると評価をいただいています。
何よりも数多くの劣化事例に基づいた素材選びや塗料などを適切に選択し、理にかなったメンテナンスの提案ができることが強みになっています。
先ずは現地調査と外壁塗装診断を‼
いちまるホーミングはリフォーム前の「現地調査」を最も重要なものと捉えています。
先ずは現地下見を行い劣化等の把握及び進行状況を正確に知ることが、リフォームの最初の一歩と考えています。また「できるだけ多くのお客さまが気軽に相談頂けるように」と言う思いで、相談・現地下見は無料サービスにしております。

何か少しでも気になる点がございましたら、外壁の塗装診断を依頼してください。
外壁診断を行うことで、外壁の正確な状況をお伝えすることができますし、焼津特有の塩害等の地域性を勘案した最適なリフォーム提案をお出しできます。
私たちは、地元焼津市の自然環境を充分に理解した上で、お客さまのお住いを快適にして、いつまでも安心して暮らせることを第一に考える地域に根ざした「地域密着型」の集団です。
どんな些細なことでも気になる点や不安内容がありましたら、お気軽にお声掛けください。
急な相談にもフットワーク良く対応させていただきます。
また無料相談会も随時開催しておりますので、静岡・焼津・藤枝・島田のエリアで「外壁リフォーム」をお考えのお客さまは、是非いちまるホーミングにご一報ください。

