不動産 不動産ブログ
焼津、藤枝で土地探しをはじめる方へ まずは考えをまとめることから
過去のブログで「一軒家の種類」や「不動産資料の見方、用語」について触れてきました。
今回は土地探しをはじめるうえで、まずやるべきことを考えていきましょう。
まずやるべきこと
一軒家を持ちたい理由をはっきりさせる
まず最初に、希望の土地を探して、そこに一軒家を建てたい理由をはっきりさせていきましょう。
一軒家を建てたいのはなぜ？
・賃貸の家賃がもったいない
・たとえローンを組んでも、ローンが終われば土地建物が資産として残る
・子供を土に触れあえる環境で育てたい
・一国一城の主になりたい
一軒家を建てたい理由は一つではなく、複数の理由があるはずです。
その理由をはっきりさせておくことがその後の土地探し・家づくりのよりどころになってきます。お一人だけでなく、家族とも「なぜ一軒家に住みたいか」をよく話し合って、みんなで共通の認識を持っておくことが大切です。
土地の条件を考えてみる
次に住みたい土地について考えてみましょう。
憧れの一軒家、どんな地区・地域に建てるかで、その後の生活は大きく変わってきます。
重要視する土地の条件
・閑静な住宅街
・駅に近い
・幼稚園や学校が近くにある
・災害のリスクが少ない
・自然に囲まれている
条件も当然、複数出てきます。
条件をできるだけ多く出して、抜けている条件に気付いたら追加をし、その条件に優先順位をつけておきますと土地選びの時に役に立ちます。
静岡県焼津市の人気学区の土地相場
豊田学区 25万/坪
大富学区 16万/坪
黒石学区 20万/坪
予算を考える
憧れの一軒家ですが、現実問題お金がなければ建てることができません。
土地と建物にどれだけお金を掛けることが出来るかもしっかり把握しておく必要があります。
予算の出所
・土地購入、住宅建設に貯金からいくら出せるか？
・銀行ローンはいくらで組むことができるか、返済計画に無理はないか？
・売却できる資産はあるか？
・親族からの援助の可能性は？
予算の出所をしっかり把握することでどこでどれくらいの一軒家を持てるかが現実味を帯びてきます。
銀行ローンはネットで検索しますとローンシミュレーションがありますので、参考にご活用されるとイメージしやすいと思います。
土地購入費
土地の購入には土地の代金以外にさまざまな諸費用がかかります。その諸費用は一般的には土地購入代金の5～10％ぐらいといわれています。
土地購入の諸費用
土地の購入時･･･
・仲介手数料（基本的には売買価格の3％+6万円+消費税）
・手付金（売買価格の5～10％が一般的）
・印紙代（1千万以上5千万以下の場合、軽減税率で1万円）
・登記費用（所有権移転登記 土地の価格×2.0％）
・住宅ローン事務手数料（借入金額×2.2％（税込）が一般的）
・住宅ローン保証料（借入金額×0～2％ぐらいが相場）
土地の購入後･･･税金：不動産取得税、固定資産税、都市計画税
その他場合によって・・・地盤調査費、地盤改良工事費、インフラ整備費（水道・ガス等）
住宅建築費
住宅の建築も土地購入と同じく建築費以外にいろいろな費用がかかります。
建築費以外の諸費用
・保険料（火災保険・地震保険・団体信用生命保険料）
・地鎮祭や上棟式の費用
・インテリア用品・家電製品代
・引っ越し代 等
上記ような費用も含めて、貯金などの自己資金+住宅ローンでいくらの予算にするか、いくらの予算を組めるかを考えます。
費用の中には手付金等すぐに必要な費用もありますので、不動産業者や建築会社に確認しておく方がよいでしょう。
理由がはっきりし、土地の条件、予算が把握できたら
上記のことが整理できましたら、いよいよ本格的に「土地探し」になっていきます。
特に注文住宅では「土地探し」にあわせて「住宅の設計」が大きなポイントになってきます。
土地探しと住宅設計は並行して行うことがポイントと言えます。
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