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高齢者のための玄関リフォームで安全&便利な生活を!バリアフリー玄関の作り方

高齢者に優しく使いやすい玄関リフォーム

最近では高齢者も若々しくなって、習い事やショッピング、食べ歩きなどを楽しむ姿をよく見かけるようになりました。

一方で、「今週はゴミ出しくらいしか外へ出ていないわ…」という方もいらっしゃるかもしれません。

外の世界へ出て、人とコミュニケーションを取り様々な刺激を得ることは、生きていく上でとても大切なことです。

  • 体が大変だし、わざわざ出掛けなくても…
  • 今日は気分が乗らないから明日にしよう…

そう思ってしまう原因の一つとして考えられるのが「玄関の使いづらさ」です。

「玄関」は自宅と外の世界を繋ぐ場所です。そこで出鼻をくじかれては、外出するのも嫌になってしまいます。

そうならないように、高齢者の方にとって安全で使いやすく、「すぐにでも外へ出掛けたい!」と思える玄関のリフォームについて考えていきます。

 

玄関を高齢者向けにリフォームするメリット

高齢者にとって家への出入りが困難になれば、即座に生活の支障となります。

玄関の段差が大きい。

玄関まわりの地面がデコボコして歩きにくい。

今まで何不自由なく使っていた玄関ですが、高齢になるにつれ、足腰の筋力が弱くなるのでとても使いづらく感じるようになります。

また、すべったり転倒したりするリスクも高くなります。

自分一人では出来ないことを恥ずかしく思ったり、 気兼ねしてしまったりする人も多いでしょう。玄関での作業が億劫で、外出が嫌になってしまう方もまた少なくありません。

「外に出よう」という意欲がなくなれば、要介護度が進む可能性も考えられます。

高齢者向けリフォームでの効果

一人でも玄関が出入りしやすくなれば、危険が少なくなるだけでなく、心に掛かる負担も減らすことができます。
何より「自分で出来る」ことが増え、自信や心のハリに繋がります。

 

また介護を必要とする場合でも、移動する経路を整えたり、 幅を広く取るなどの工夫は、誰もが手助けしやすい環境を整えることになります。

そのため玄関のリフォームは、介護する人の肉体的・精神的負担を減らすことに繋がります。

 

玄関の高齢者リフォームのポイント

先ずは玄関をポイントごとにチェックし、高齢者の方が安全に、安心して使える玄関にするにはどんなリフォームが必要かを考えてみましょう。

玄関扉に対しての対策
新しい扉への交換

古いドアは、経年劣化で断熱性能が低くなります。夏は暑く、冬は寒くと、ヒートショックの原因にもなります。

素材や形状でも断熱効果が変わりますので、断熱性能を扉選びの基準の1つとして業者に詳しく聞いてみましょう。

 

開き戸から引き戸へ

高齢になって手の力や握力、また足の筋力が衰えてくると、開き戸の開閉に力が必要になります。握り玉タイプのドアノブも力が必要です。

開き戸から引き戸に替えると、杖をついたり車いす生活になったりしても開閉が楽になります。

引き戸にするのが無理な場合でも、開き戸を外開きにする、またドアノブを棒型のものにするだけでぐっと使いやすくなります。

 

開閉口の幅

将来車いすを使うということも考えられます。

可能であれば、車いすの出入りしやすい幅を考えましょう。

 

スマートキー機能が付いたものを

鍵穴に差し込むというのは意外と手間取ります。

ボタンを押すだけで施錠・開錠ができるスマートキーが搭載されていると、楽に出入りできます。

 

 

滑りにくい床材に変更

屋外との出入り口である玄関は、雨の日など天気によっては滑りやすく、転倒の危険性が高まる場所です。

玄関の床は、滑りにくい素材への変更を検討しましょう。

 

上り框の対策

框とは、床の間や玄関の上がり部分など、床の高さが変わるところ(床との間)に入っている化粧材のことです。

一段高かくなるところですね。
対策として考えられる方法は3つあります。

  1. 上り框が高すぎる場合は、床と上り框の間に台を設けると、動作が楽になります。
  2. スロープがあると、更にスムーズに出入りできます。車いすでの生活では、特にスロープが必要になります。
  3. 玄関の土間と室内の床の段差自体をなくしてしまうという方法もあります。更につまずきの危険が少なくなります。

対策のポイント

現場の状況や利用される方の状態、ご予算によっていくつかご提案できる方法があります。

 

イスの設置

玄関には椅子を用意しましょう。

高齢になると、靴を脱いだり履いたりする時に体の安定を保ちにくくなります。

靴のかかとを踏んだままや紐が結べていないなどきちんと靴を履けていないと、転倒の危険性が高まります。

玄関用の椅子に座って靴を着脱するようにすれば、事故を防止できます。

壁に収納するタイプの椅子を設置すると、玄関を広く使うことができます。

 

手すりの設置

手すりを設置すると、玄関での移動がしやすくなります。転倒のリスクも低くなります。

玄関を使う方の体の状態によって、中にも外にも必要になる場合があります。

どこに設置すると一番効果的なのか、検討してみるといいでしょう。

 

照明を明るく

高齢になってくると、視力も低下します。

照明を増やす、暗くなったら自動で点灯する器具を設けるなどの工夫をしましょう。
足元灯も有効です。

屋外の照明を人感センサー式にすると、一緒に防犯対策も行うことができるのでオススメです。

 

インターホンの変更

インターホンをワイヤレスタイプにすると、 携帯電話のようにどこにいても対応しやすくなり、 ベッドにいながらでも来客した人と話すことができます。

足腰が悪い場合にも落ち着いて対応ができるので、 転倒によるケガを減らすことにも繋がります。

 

収納を増やす

杖はもちろんのこと、将来車いすやシルバーカーを利用することも考えられます。

外出時に使うシルバーカーや車いすの収納スペースが玄関周りにあるととても便利です。

 

 

玄関の高齢者リフォームでの注意点

玄関の高齢者・介護リフォームで注意すべきことはどんなことでしょうか?

まず、全てのリフォームをする必要はないということです。

 

まずは使う方の玄関での行動をしっかり観察すること。

そして、かかりつけ医や担当のケアマネージャーに、使う方の体の状況やどんなサポートが必要なのかを聞いてみましょう。

その上で、業者に問い合わせ必要なリフォームは何かを検討します。

 

その際、今だけではなく先のことを考えたリフォームを検討することも必要です。

現状だけを考えてしまうと、年齢を重ねたり病気などで心身の状態が変わったりした時、使い勝手が悪くなる可能性もあります。

 

将来、介護者が付かなければならないときのことも考えましょう。

介護者にとって不便な玄関は、介護を受ける側の不便にも繋ります。 両者が動きやすい玄関にすれば、介護をするご家族の、身体的、精神的な負担も大きく減ります。

今後を見越して、まだ健康なうちに玄関リフォームを考えることも一つの手です。

バリアフリー化しておけば、体が動かなくなってから急にリフォームを検討しなければならないというリスクを避けられます。

 

介護保険を使って玄関リフォーム

要支援・要介護認定を受けている方の玄関リフォームに関しては、介護保険を使うのも一つの方法です。

金銭面での補填があれば、より手厚いリフォームが可能になります。

介護保険を使ったリフォームについてはこちらに詳しく書かれています。

 

お役立ち情報

介護保険を使ったリフォーム(住宅改修)では、お住まいの市に対して2度の申請が必要になります。

いちまるホーミングでは、住宅改修を申し込んでいただいたお客様に対し、無料でこの2回の申請の書類作成、提出の代行をいたします。

 

 

専門家の知識と経験を活用しましょう!

DIYのブログやYoutubeなどを観て、ご家族で手すりの設置などを考えられる方もいるかもしれません。

高齢者が使いやすいように現在の状況に合わせたり、安全面を最優先にリフォームをするには高齢者リフォームの知識や経験、ケアマネージャーさんとのコミュニケーションアドが必要です。

もちろんご家族のご希望も踏まえて、ご予算内でリフォームプランを立てる必要があります。

後で後悔しないためにも、高齢者リフォームの経験が豊富な業者への相談をお勧めします。

いちまるホーミングでは、現地を調査し、お客様の声を聴き、お客様にとっても、そして介護をしていくご家族の方も今後を快適に暮らしていける最善なプランをご提案いたします。

手すりの形や素材なども、お使いになる方の状態に合わせて様々なものをご提案します。

 

高齢者リフォーム施工例

今までの住宅改修(介護リフォーム)の施工例はこちら

「高齢者・バリアフリー」の欄に、玄関リフォームの他にも色々なリフォーム例を取りそろえています。

 

高齢者リフォームの知識・経験が豊富ないちまるホーミングにお任せください

地元焼津のみならず、広範囲に対応!静岡・藤枝・島田までの住宅改修(介護リフォーム)をカバー。

玄関は、ご家族の皆さんにとって家と外を結ぶ大切な場所。

体の自由が利かなくなっても外への一歩を笑顔で踏み出せる。

また家族もそれを笑顔で見送れる。

いちまるホーミングはそんな家づくりをお手伝いします。

 

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