階段や廊下の階段や廊下のバリアフリーリフォーム

高齢になると足腰が弱るため、今まで何不自由なく暮らしてきた家の中でも不具合を感じるようになります。

これからも住み慣れた家で快適に暮らしていきたい…そう感じた時に考えるのが「バリアフリーリフォーム」です。

「バリアフリー」とは、高齢者や身体的な制約を持つ方々が「物理的な障害を取り除くこと」を指します。

今回は、家の中でも転倒のリスクが高い、「廊下」・「階段」について、考えていきたいと思います。

 

バリアフリーリフォームをすべきところ

厚生労働省の調査によると、高齢者が救急搬送される原因で最も多いのが転倒や転落で、原因の8割を占めており、さらにそのうちの半数以上が自宅など普段過ごす場所で起こっているそうです。

バリアフリーリフォームを行うにあったって、まず必要なのは、家の中のどんなところに不具合を感じているかを知ることです。

廊下・階段での様子を振り返ってみましょう。

少しの段差でつまずいたり、バランスを崩したり、下記のような経験をしたことがないでしょうか。

• 廊下を歩いていて足を滑らせた。
• 廊下でつまずいたり滑ったりした時につかまるところがない。
• 夜トイレなどに行くときに、暗い中を歩いてつまずいた。
• 部屋に入る時に扉を開けるのに力がいるので時間がかかる。
• 扉を開けるのに力を入れた拍子にバランスを崩してふらついた。
• 階段を上るのが大変。
• 階段を下りる時にうっかり足を滑らせた。
• 壁に手をついて階段を上っている。

いつも危険と隣り合わせでは心も休まりませんし、また、移動の大変さ、またつまずいたり、転んだりというのが嫌で、家の中での行動を控えて、ご自分の部屋からじっと動かなくなってしまうということも考えられます。

バリアフリーリフォームを行うメリットは色々ありますが、その中でも一番のメリットは、「安全に暮らすことができる」ということです。

そのためにはどんなリフォームを行えばいいのでしょうか。

バリアフリーリフォームの内容を詳しく見ていきたいと思います。

 

廊下・階段のバリアフリーリフォームのポイント

POINT1　移動をスムーズに

廊下や階段は、寝室、トイレ、浴室など、日常生活にとって重要な場所から場所を結ぶ通路です。

トイレや浴室などの重要な場所へのアクセスや移動がスムーズで障害のないように設計することが必要です。

• 床の段差をなくす
• 部屋との間の敷居の段差をなくす
• 部屋の出入り口の扉を開き戸から引き戸に替える
• 廊下・階段に手すりを設置する
• 廊下幅を広くする（手すりの幅や介助する方が横に並ぶことを考えて設置）
• 階段の一段一段を緩やかにする
• 階段に踊り場を広く設ける

 

POINT2　バリアフリーリフォームで事故を予防

つまずきや転倒をなくすために、障害物をなくす、動作の補助をする等の工夫が必要です。火災や地震などの緊急時にも避難や安全確保がしやすいように対策しましょう。

• 床の段差をなくす
• 部屋との間の敷居の段差をなくす
• 廊下・階段・部屋の扉横に手すりを設置する
• 床や階段の板を滑りにくい素材に替える
• 階段の踏み板を広くする
• 照明を明るくする（できれば足元照明も採用）

 

 

 

お一人おひとりに合わせた計画が大事

バリアフリーにリフォームするといっても予算も限度がありますし、全てのバリアフリーリフォームが必要になるわけではありません。

お客様の状態は様々で、できることもまた一人ひとり異なってきます。

使う方がどんなことに不具合を感じているのかを考え、その方の状態や生活の仕方に合わせた“住みやすくするためのバリアフリーリフォームプラン”を作ることが必要になります。

また、介護保険で支援度、介護度が既についている方については、担当のケアマネージャーと一緒にリフォーム内容を考えていく必要があります。

ケアマネージャーは、お客様の安心・安全だけに目を向けているわけではありません。

現在の体の機能を今後少しでも維持していけるように、あえて負荷がかかるような状態を選ぶこともあります。

リフォームする業者側は介護に関しての知識を持った上で、ケアマネージャーと綿密な打ち合わせをした上でリフォーム内容を決めていかなくてはなりません。

 

バリアフリーリフォームなら いちまるホーミング

いちまるホーミングには、福祉住環境コーディネーターの資格を持つ建築士が在中しております。

「福祉住環境コーディネーター」は、現在の建築関連資格の中でも、住宅などの介護設備に関する知識に特化した資格制度です。

そのため、お一人おひとりの状態に合った最適なフランを提案することができます。

いちまるホーミングでは、女性スタッフが設計から施工まで担当いたします。

現地へ出向き、丁寧に調査し、お客様とのお話も、女性ならではの細やかさで対応いたします。

静岡・焼津・藤枝地区でバリアフリーリフォームをお考えのお客様、まずはいちまるホーミングにご相談ください。

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そんな時にもいちまるホーミングへご相談ください。

無料で現地を調査し、お客様の声を聴き、お客様にとっても、そして介護をしていくご家族の方も今後を快適に暮らしていける最善なプランをご提案いたします。

床材、手すりの形や素材なども、お使いになる方の状態に合わせて様々なものをご提案します。