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リフォーム リフォームブログ

高齢者向けトイレリフォーム~役立つ17ポイント

高齢者には、家の中に使いづらい辛さを感じる、時には危険になりうる場所が沢山あります。
トイレもその一つです。

毎日必ず使わなければならないだけに、その問題は深刻です。

せっかく自分で行く力があるのに、失敗してしまったり、また行くのが億劫になってしまうのは避けたいところです。

そこで今回は、高齢者にとっての使いやすいトイレリフォームについて考えていきたいと思います。

高齢者にとって使いやすいトイレとは

まずは今のトイレの何に不便さを感じるかを知る必要があります。

若い時には考えもしなかったような事がお年寄りには大きな問題になるのです。

それに伴い、介護するご家族の仕事も増えてきます。

では、なるべく長く、自力でトイレに行けるようにするには、また介護する人も、またされる人も、そして健康なご家族も使いやすいトイレにするためにはどんな工夫が必要になるでしょうか。

17のポイントを説明し、本当に使いやすいトイレについて考えていきたいと思います。

 

ポイント1 トイレの場所を日常生活する場所の近くへ

高齢になると、体が大変になりますし、どうしても動作がゆっくりになってきます。

そのため、トイレの移動に時間がかかるようになります。体力的なことはもちろんですが、転倒や失敗の原因になる可能性も。

トイレは、なるべく日常生活する場所の近くに設置しましょう。

 

ポイント2 和式トイレから洋式トイレへ

和式トイレは高齢者にとっては辛いもの。

足腰が弱くなると一段高いところへ登るのが辛いですし、用を足するにしゃがんで立ってという動作が必要になるのも辛いものです。

ふらつき転倒の危険もあります。

和式トイレから洋式トイレへの改修が必要です。

 

ポイント3 トイレの面積を広く取りましょう

杖をついたり車いす生活になったりすると、今までよりも広い面積がないと動きづらくなります。

介護者が必要になってくると、2人がトイレに入り動くようになるので、更に広い面積の確保が必要です。

 

ポイント4 扉は開き戸から引き戸へ

手の力や握力、また足の筋力が衰えてくると、開き戸を開閉するのが困難になります。

握り玉タイプのドアノブもまた、回すのが困難になります。

開き戸から引き戸に代えると、杖をついたり車いすを使ったりするようになっても開閉がスムーズにできます。

引き戸にするのが無理な場合でも、開き戸を外開きにしたりドアノブを棒型のものにしたりするだけでぐっと使いやすくなりますよ。

 

ポイント5 扉の鍵

高齢者にとってトイレは寒さを感じやすい場所。転倒の危険もある場所です。

何かの原因で動けなくなった場合など、トイレに閉じこめられてしまう可能性があります。

トイレの鍵は外からでも開けられるようにしておくと安心です。

 

ポイント6 トイレの段差

高齢者にとって、ほんの数センチの段差が躓きや転倒の原因になります。

扉のレールなどでも転ぶ可能性があります。

なるべく段差のなくなるようなデザインを選んだり、バリアフリーも検討しましょう。

ポイント7 手すりの設置

ドアの開閉・トイレの中の移動・便座からの立ち座り。

このような動作を助けるために手すりの設置が必要です。

伝い歩きなどに適した横型、立ち上がりの補助をする横型、両方の動作をカバーするL字型などがあります。

高齢者の方の状況や現在のトイレ環境など、それぞれのご家庭の状況に適したものを使いましょう。

ここも大事

ただ手すりをつけるのではなく、どの位置につけるのかが重要です。
力を入れる箇所、体重をかける場所などある程度知識のある業者に依頼することで、快適なトイレにできます。

 

ポイント8 座った姿勢を保てる工夫

高齢の方の中には、体が傾いてしまったりして座った姿勢を保つのが難しい方もいらっしゃいます。

背もたれや肘掛けなどを付けると姿勢を保つのが楽になります。

跳ね上げ式の肘掛けは移動の邪魔をしませんし、手すりを利用しない人の邪魔をしないので便利です。

手すり同様、それぞれのご家庭の状況に適した物を選びましょう。

 

ポイント9 立ち座りが楽な高さに

高さが低い便座からの立ちあがりは膝への負担がかかります。

補高便座を入れ、適切な高さにすることで膝への負担が軽減されます。

 

ポイント10 温水洗浄機の設置

清潔を保つためにはウォシュレットも必要です。

例えば、身体状況によって毎日入浴できない場合でも、温水洗浄機があればおしりを清潔に保つことができます。

 

ポイント11 寒さ ヒートショック対策

冬のトイレは温度が低くヒートショックを起こしやすい場所の一つです。

暖房が入るようにするとヒートショック対策になります。

温水洗浄機もヒートショック対策に適しています。

 

ポイント12 トイレットペーパーや洗浄レバーの位置

高齢になってくると、手を伸ばす作業も大変になってきます。「もう少しで手が届く」と無理をして、バランスを崩すことも考えられます。

トイレットペーパーや洗浄レバーは手が届きやすい場所に設置しましょう。

 

ポイント13 トイレットホルダーの選び方

力が弱くても楽にトイレットペーパーが切れるホルダーを選びましょう。

ペーパーを多く使わなければならない場面も想定して、予備のペーパーもセットできるタイプにすると交換の手間を省けます。

 

ポイント14 手洗い場の位置

体が不自由な方の為にも、また介護する方の為にも、手が汚れたらすぐに洗えるよう、手洗い場はトイレの中へ設置できると便利です。

 

ポイント15 視力の低下への配慮

高齢になってくると、視力の低下によりボタンの表示も見えづらくなってきます。

部屋自体を明るくするよう照明を替える。またボタンの表示が大きいものを選ぶことも必要です。

 

ポイント16 清潔を保つ工夫

「うっかり失敗してしまった…」

トイレを掃除しなければならない場面は確実に増えてきます。

便器の形、床材、壁材など、なるべく簡単に掃除ができて、清潔を保てるような物を選びましょう。

 

ポイント17 収納場所の確保

掃除用具はもちろんのこと、タオルやおむつやおしりふき、ビニール袋に手袋など、必要になるものが沢山出てきます。

トイレの中、または洗面所に収納場所を確保しておきましょう。

⇒広いトイレに改装リフォーム施工例

リフォーム業者選び

このように、トイレを一つ直すのにも、意外にたくさんのポイントがあるのです。

全てをリフォームできればより使いやすいトイレになりますが、それには大きなお金がかかります。

まずは使う方の今の状況を把握し、今後のことを考え、どんなリフォームが必要になるのかを整理することが大切です。

もしも担当のケアマネージャーがついているようなら、相談してみるのもいいでしょう。

一体どのくらいの予算が必要になるのかネットなどで予算感を調べることも大切ですが、下記のような高齢者・介護リフォームに慣れたリフォーム業者に相談してみましょう。

  • 高齢者のトイレリフォーム経験が豊富な業者
  • ある程度の介護の知識がある業者
  • 快適で安全、介護者のことまで考えて提案できる業者

 

介護保険を使ったリフォーム

要支援・要介護認定を受けている方のリフォームについては、介護保険を使うのも一つの方法です。

金銭面での補填があれば、より手厚いリフォームが可能になります。

静岡県で高齢者リフォームに使える補助金・助成金についてはこちらに詳しく書かれています。

今後を見越して、まだ健康なうちにリフォームを考えることも一つの手です。

バリアフリー化しておけば、体が動かなくなってから急にリフォームを検討しなければならないというリスクを避けられます。

色々検討した上で、いつ、どんなリフォームを行うかを決めること。後で後悔しない選択をしましょう。

 

高齢者・介護リフォームの知識・経験が豊富ないちまるホーミングにお任せください

いちまるホーミングでは、現地を調査し、お客様の声を聴き、お客様にとっても、そして介護をしていくご家族の方も今後を快適に暮らしていける最善なプランをご提案いたします。

今までの多くの高齢者リフォームの実績から、高齢者の方とご家族にとって快適で住みよいリフォームをご提案します。

⇒高齢者リフォームの施工例はこちら

 

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まずはご相談ください!

 

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まずはいちまるホーミングにご相談ください。

無料相談を行っています。詳しくは電話・メールにてお問合せください。
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そんな時にもいちまるホーミングへご相談ください。

無料で現地調査し、見積させていただきます。

住宅改修は、これからのお客様の生活を左右する大切なリフォームです。

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