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なぜリフォーム前に現地下見が必要?プロが現場を確認する理由

なぜリフォーム前に現地下見が必要?プロが現場を確認する理由

時間の経過とともに、建物や設備の劣化が進み小規模なものから大掛かりな修繕や入れ替えが必要になる時期が必ずありますし、また家族構成や生活スタイルの変化によってリフォームを考えるタイミングがやってきます。

 

このリフォームに際しては、プロによる的確な建物診断やアドバイスが必要不可欠になります。

ご自宅で今後も長く快適に暮すためにも、最適なリフォーム会社を選定することが大事になりますが、その選定するポイントの一つに「現場の下見」が挙げられます。

 

ご存じの通りリフォーム費用には定価はありませんので、ネット等の相場を見て大まかな費用の参考にはなりますが、実際に自宅のリフォームがその価格で出来るかは判然としませんよね。

 

リフォーム費用の内訳は、リフォーム箇所や方法、素材、劣化状況…等々たくさんの要素がある為、現場を見ないと話は始まりません。

もしも、現地の下見をしないで見積を出してくるような業者があった場合は要注意です。そこで今回は、この大切な「現場下見」についてご説明します。

 

リフォームの現地下見(現地調査)とは

現場下見とは、リフォーム会社が実際にお客さまのご自宅に伺い、建物や部屋の現状を正確に把握してリフォームの設計に必要な情報収集を行うことです。

先ずはお客さまの要望するリフォームについてヒアリングを行うのは当然ですが、対象箇所の寸法測定や素材状態の確認、設備の配置や状態、配線や配管などの位置や状態を確認し、希望されているリフォームの可否を調査します。

 

さらにリフォームを行うにあたり問題になりそうな点がないかのチェックを行います。

お客さまが気付かなかった建物や設備の劣化や不具合など、専門業者が見ないと分からないことも多くあります。

 

このように建物の構造や劣化状況の把握をし、問題点を洗い出すなどの「現場下見」を行うことで、初めて正確な作業プランがたてられ、お見積が出せるようになります。

このような作業フローが最終的にはお客さまのご希望に沿ったリフォームが可能になります。

 

リフォームでは現地下見が必要な理由

現地下見の必要性は前述したように、出来るだけ正確に建物等の現状把握をすることと、リフォームする上で問題になる点を洗い出すことですが、それ以外にも以下の内容があります。

 

プランの作成

先ずはお客さまの意向をお聞きしたうえで、現地下見で得た建物の状態や構造、それ以外にも問題になりそうな劣化状況などを考慮したリフォームプランを作成していきます。

プランを作成する上で現地での採寸は、図面上の数字と実寸が違う場合もあるため必須事項で、この作業が次のステップとして最適な設備やプランの提案ができていくのです。

 

現地下見の情報が見積に反映

私たちは出来る限り正確な見積りを出すべきだと考えています。

現地下見することで、お客様が気付いていない設備や素材の劣化などを発見したり、逆に入れ替えが必要だと考えていた設備や劣化箇所などは、少しの修繕で済みそうなケースなど、様々なケースがありますので、現場での確認ポイントはたくさんあるのです。

ここがポイント

最初だけ安い見積りが、後になって追加費用が発生しないために見積の提出段階では、現場下見をして、現場を正確に把握していることが非常に重要です。

周辺環境の確認

リフォームする箇所のみの確認ではなく、ご自宅の周辺環境も確認をします。

リフォーム工事の際の、搬入経路や資材等の仮置き場の有無などの確認も必要になります。

さらに工事による音や振動がご近所に影響しそうかについても確認をします。

 

リフォーム会社の良し悪し

お客さまにとっては、大切な我が家の工事になりますので、業者選定は大変重要になります。

現場の下見に来た担当者がどのような対応であったかなど、判断するのに大切な機会になります。

今までのリフォーム事例を交えるなど説明の分かりやすさ、適切な助言の有無、何より親身になって話を聞いてくれるかなど、この先も長くお付き合いできる会社かの判断材料の場になります。

 

現地下見調査なしの見積りは危険

ネットやテレビ・チラシ広告等でリフォームの宣伝を目にする機会が増えています。

「価格の安さ」をメインにアピールしている会社が散見されますが、残念ながらその多くは…大きな活字で表現された価格はあくまでも「最低金額」が表示されているケースがあります。

本記事でお伝えしている通り、現地を下見して確認しないと正確な見積は出せません。

最低価格を掲載し、安さをアピールしている場合は現場が最適な条件と仮定しての見積であり、実際は作業している段階で追加費用が発生する可能性が非常に高くなります。

 

結果的に当初考えていた予算をオーバーするだけでなく、満足なリフォームすら出来なかったなどの声を耳にします。

繰り返しますが、リフォームするにあたっては事前の下見で多くのチェックが必要で、それナシではお客さまにとっても満足いくリフォームは叶わないと考えて良いと思います。

 

リフォームの場所別現地下見のポイント

リフォームの現地下見で確認する事項を場所別に一部ご紹介します。(これ以上に細かくチェックします)

正確な見積と最適なリフォームプランを作るためには、多くのチェック事項がある事を知っていただき、現地下見の重要性をご理解いただければと思います。

キッチンリフォームの下見ポイント
  • キッチン本体や周辺の採寸
  • ワークトップ(コンロ台や調理台の天板)から吊戸棚やレンジフードまでの高さ
  • 水栓、ガス栓の配管の位置
  • 排水や換気口の位置
  • コンセントの位置・数
  • 電気容量の確認
  • 工事個所への動線確認

 

浴室・洗面所の下見ポイント
  • 各所の出入り口の採寸
  • 壁や床の湿気による劣化等の状態確認
  • 排水の位置
  • 換気口の位置
  • コンセントの位置・数
  • 工事個所への動線確認

 

トイレの下見ポイント
  • 出入り口の採寸
  • 壁や床の状態確認
  • 窓や換気口の位置
  • 収納棚の有無、ある場合は位置確認
  • コンセントの位置
  • 排水方式(排水芯)・排水管

外壁・屋根リフォームの下見ポイント
  • 図面で確認
  • 外壁にクラック(ひび割れ)の有無、ある場合はクラックの長さ・深さを調べる
  • 外壁材の塗膜やコーキングの劣化状態
  • 屋根に登れれば、屋根材の塗膜などの状態確認
  • 屋根の排水溝の確認

 

耐震補強リフォームの下見ポイント
  • 図面で確認

※耐震補強に関しては、建物の仕様書・平面図・立面図等の建築時の確認書が重要になりますので、ご用意していただくのが基本となります。

※耐震補強以外のリフォームにおいても、図面等があれば配管などの確認ができますのでご用意ください。

※リフォーム箇所や内容によって、下見のポイントは変わってきますので、予めお客さまの希望されるリフォームを整理しておくとスムースな進行が可能になります。

いちまるホーミングにお任せください

いちまるホーミングでは、リフォームの際は必ず現地下見を行っています。

さらに現地下見は無料で実施しておりますので、ご心配は無用です。

 

ご連絡をいただければスタッフが現地にお伺いして、お客さまのご要望や気になる点をお聞きした上で、現地下見の情報と今までの経験を加味しながら、ご満足いただけるご提案をしてまいります。

 

私たちは地域に根ざした「地域密着型」の集団ですので、急な相談にもフットワーク良く対応させていただきます。ご依頼を頂ければ、直ぐにスタッフがお伺いします。

 

無料相談会も随時開催しておりますので、静岡・焼津・藤枝・島田のエリアで「我が家のリフォーム」をお考えの皆さまからのお声掛けを、心よりお待ちしております。

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