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減築リフォームで耐震性アップ!安心できる住まいづくり

減築リフォームで耐震性アップ!安心できる住まいづくり

毎年のように各地で起こる大地震。

わが家でもまさかの時に備えて、地震に強い家づくりについて考えているという方も多いのではないでしょうか。

耐震性を向上するためには幾つか方法がありますが、実は「減築リフォーム」も有効な選択肢の一つです。

今回は減築リフォームで家の耐震性をUPし、安心できる住まいにする方法について考えてみたいと思います。

 

減築リフォームとは

 「減築」とは建物のリフォーム・改築の際に、

  • 1階・2階の一部を同時に減らす
  • 1階の一部を減らす
  • 2階の一部を減らす
  • 階数を減らす

というよういに、「床面積を減らす」ことを指します。

使っていない部屋や家の一部を取り壊し、コンパクトにするリフォームすることで、次のようなメリットを得ることができます。

 

減築リフォームのメリット

部屋数を整理することで、移動しやすい快適な住まいに

減築して家が小さくなれば、足腰の弱いご高齢の方でも屋内移動距離が短くなり楽になります。

料理、洗濯、掃除といった作業も、家が小さくなり、使用しない部屋が減れば、より効率的に動けるようになります。

片付けや掃除の手間も少なくなり家事が楽になりますし、つまずきのリスクも低くなります。

 

維持費・光熱費の削減

部屋数が少なくなることで、空調機器の台数も抑えられますし、不要なスペースの撤去で冷暖房の効きも良くなります。

また減築する場所によっては、日当たりや風通しが改善され、冷暖房の使用頻度を減らしても快適に過ごしていただけるようになります。

トータルで光熱費削減が期待できます。

 

固定資産税の軽減

家を小さくすることで、かかる固定資産税が安くなります。

固定資産税は建物の各階の床面積を合計した延床面積によって定められています。

減築リフォームして不要なスペースを撤去たり2階がなくすことによって、床面積が減ることで、家にかかる固定資産税を安くできる可能性があります。

 

また、減築リフォームをすれば、耐震性を高められる可能性もあります。

 

減築リフォームが耐震性を高める

地震の際に一番大切なことは、家を倒壊させないことです。

1995(平成7)年に起こった阪神・淡路大震災では、約8割以上の方が建物の倒壊が原因で亡くなったといわれています。また、倒壊した建物やブロック塀などで道路がふさがれて消火活動が遅れたという事例も報告されています。

 

家の倒壊を防ぐよう備えておくことは、大きな地震の際に素早く避難し、自分の命を守るということに繋がります。そればかりでなく、負傷者や避難者の減少、地震が起こった後の応急対策や復興にかかる私たちのまちの負担の軽減にもつながります。

実は減築リフォームをすることで、家の耐震性を上げることができるのです。

家の重さを減らせば、揺れを小さくすることができます。また、老朽化した部分を撤去することで、家を安全な構造にし、耐震性を高めることができるのです。

減築リフォームの具体的方法

減築リフォームの具体的方法の中で耐震対策として有効なのは、「2階建てを平屋にする」ことと「老朽化した部分を撤去する」ことです。

 

2階建てを平屋にする

2階部分を取り除くことで、揺れに強い家に。

 

地震の際、建物の上部が重いと揺れ幅は大きく、長く揺れます。

家の上部がなくなれば、揺れ幅は小さく、揺れる時間も短くなります。つまり、地震の揺れの影響を受けにくくなるということです。

 

2階建てから平屋に減築することで家全体が軽くなりますし、耐震性が高くなり、倒壊のリスクも低くなります。

 

また、もし倒壊しない場合でも2階屋にはリスクがあります。

地震の際に2階の居ると、1階で発火して火が2階に上昇してきたり、階段が使えなくなったりした場合、特にご高齢の方は家から脱出しづらいという状況に陥るということも考えられます。やはり平屋にした方が安全です。

 

2階が不要になった高齢者世帯にもおすすめ

耐震の面ばかりではありません。

足腰が弱くなった方の中には、既に2階を使用していないという方もいるかもしれません。

高齢になると、日常生活においても平屋の方が快適にまた安全に過ごすことができます。

階段の上り下りから解放され、体力的な負担が更に減りますし、階段を踏み外すといった不安からも解放されます。

 

老朽化した部分を取り除く

老朽化した部分を取り除くことで、耐震性を向上

老朽化している部分がある場合、地震の際にその部分が崩れることで命や怪我の危険が生じる可能性があります。老朽化した部分が崩れることで他の部分にも被害が及ぶ可能性もあります。

耐震性を上げるためには、老朽化した部分を取り除くことを検討しましょう。

 

住まいをコンパクトにすることで、光熱費削減のメリットも

老朽化した部分を撤去することで、冷暖房の効きも良くなります。また部屋数が少なくなれば、空調機器の台数も抑えられますので、光熱費削減につながります。

 

重い屋根を軽く

減築リフォームの際は、多くの場合、部分的、また全面的に屋根を葺き替えることになります。

その際には屋根材を軽くすることで、更に耐震性を上げることができます。

建物自体の重さを支えているのは柱や基礎部分です。

日常的に建物の重さを支え続けるだけではなく、地震により建物に負荷がかかった場合も柱や基礎が支える仕組みとなっています。

そのため屋根材が重いと、倒壊などの被害も大きくなってしまいます。

 

屋根を軽量化しておけばそのリスクは低くなりますので、身を守るだけでなく、家から素早く逃げることができます。

ガルバリウム鋼板などの金属系屋根材、スレート瓦や軽量瓦等に変更することで、家全体が軽くなり、耐震性UPにつながります。

 

いちまるホーミングにお任せください

長く生活していく家には、住む方の生活を「安全に」「快適に」しておく必要があります。

また家は、そこに住む方の大切な命を守るという役割を持っています。

いちまるホーミングに大切なご家族の命を守るお手伝いをさせてください。

 

いちまるホーミングには「静岡県耐震診断補強相談士」の資格を持つ建築士が在中しています。

県指定の講習会を受け、相談士として市町村からの委託を受け、木造住宅の耐震診断、および木造住宅に関する相談業務を行う専門家です。

減築のみならず、耐震対策のためのリフォームに対する知識経験も豊富ないちまるホーミングにぜひお任せください。

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